ゲームの進行

2004.1.2作成
2004.1.2修正

ゲームは最大10ターン、1ターン8フェイズで進みます。

  1. 治療フェイズ
  2. 粛正フェイズ
  3. スパイ捜査フェイズ
  4. 健康フェイズ
  5. 葬儀フェイズ
  6. 異動フェイズ
  7. 復権フェイズ
  8. パレードフェイズ

1.治療(Cure)フェイズ

赤十字マーカー1をつけている同志は病気(Sick)、マーカー2をつけている政治局員は重病(Ill)です。このフェイズでは支配している同志を療養所に送る(または療養所から戻す)ことを投票順(左肩の数字)に決めます。
療養所にいる同志には[Cure]マーカーをつけて区別します。IPを宣言していない同志を送ることはできません。療養所に入った同志は、翌年(ターン)の治療フェイズに赤十字マーカー1つを減らせます。赤十字マーカーがなくなった同志は次の治療フェイズの間に[Cure]マーカーを除かねばなりません。

[1.1] 老化

このゲームにおける「老化」は、ゲームの年数経過によるものではありません。代わりに、書記長の地位にある同志は、その健康状態や療養所にいるかなどにかかわらず、常に毎年ひとつ歳をとります。さらに書記長を含めた政治局員は、療養所に行っていなければ赤十字マーカー1個につきひとつ歳をとります。さらに嫌疑マーカー[?]ひとつにつきひとつ歳を取ります(嫌疑による老化は療養所には無関係です)。このゲームでは同志の老化をストレスポイント(SP)の増加で表現します。老化するのは8つの要職についている政治局員だけです。

[1.2]療養所の効果

療養所にいる同志は病気になりにくいものの、粛正やスパイ嫌疑を受けやすく、投票を行うこともできません。しかしその地位は維持しており、昇進や降格や異動も起こりえます。

[1.3]若手

候補者および人民の地位にある同志は老化せず、病気にもなりません。彼らはカードおよびシートに記された年齢のままです。療養所には行けませんが、健康フェイズにはチェックを免れます。

2.粛正(Purge)フェイズ

KGB長官は他の政治局員や候補者を指定してサイコロを振ることで、粛正を行えます。粛正はボードの[Purge#]に記載された数字(書記長18/第1政治局員14/第2政治局員10/候補者6)以上を出せれば成功し、成功すればその同志はシベリアに送られます。粛正に成功したKGB長官は、自分に1SPを加えたうえで、さらに次の粛正を行うことができます(成功する限り何度でも行えます)。必要なサイコロの目を出せなければ粛正失敗で、KGB長官に3SPを加えたうえでフェイズは終了します。療養所にいる政治局員に対しては、サイコロの目に+3を加えることができます。

[2.1]権限の委譲

KGB長官が粛正を行わなければ粛正フェイズは終了しますが、KGB長官が行動不能であるか空位の場合には、粛正の権限はイデオロギー大臣→書記長→産業大臣の順に委譲されます。権限を持つ誰かが粛正を行使し終了するか、誰も行えなければ粛正フェイズは終了です。

[2.2]シベリア

シベリアに送られた同志はその病気やSPマーカーを維持します。また療養所に行くこともできません。しかしそのすべての嫌疑マーカー[?]とIPマーカーは除去されます。

3.スパイ捜査(Spy Investigation)フェイズ

国防大臣は、すでに嫌疑マーカー[?]が置かれた政治局員1人を裁判にかけられます。裁判は現在行動可能な政治局員の投票で解決されます。そこで無罪が立証されなければ有罪です。
裁判で無罪になるためには、現在行動可能な政治局員の数にかかわらず、2名の無罪投票を得なければなりません。嫌疑をかけられた政治局員自身も一票を持つため、行動不能な政治局員に対しての裁判はより有罪にできる可能性が高くなります。またIPを置かれていない政治局員には投票権はありません。
裁判で有罪になれば、その政治局員はシベリア(→ルール2.2)に送られます。無罪になれば嫌疑マーカ−の1個は除かれ、国防大臣は3SPを得ます。

[3.1]有罪宣告

国防大臣は、「候補者」1名を裁判にかけることなくシベリアに送れます。この場合には国防大臣自身は 2SPを受けます。その候補者にあらかじめ嫌疑マーカーがついている必要はありません。

[3.2]捜査

裁判の結果や裁判自体の有無にかかわらず、国防大臣は、1人につき1SPを自分に課すことで何人にでも政治局員に嫌疑マーカー1を置くことができます。この嫌疑づけと、裁判とを同時に行うことができません。

[3.3]捜査終了

国防大臣は捜査終了を宣言することで、政治局員の嫌疑マーカーを1個除けます。1人の嫌疑マーカー1個を除くことで、国防大臣に1SPが課せられます。

[3.4]権限の委譲

国防大臣が行動を行わなければスパイ捜査フェイズは終了しますが、国防大臣が行動不能であるか空位の場合には、捜査の権限は外務大臣→KGB長官→書記長→産業大臣の順に委譲されます。権限を持つ誰かがそれを行使し終了するか、誰も行えなければスパイ捜査フェイズは終了です。

4.健康(Health)フェイズ

要職についている政治局員の全員に対して1回ずつサイコロを振り、健康表(Health Table)によるチェックを行います。療養所に行っている政治局員の場合には[Taking Cure at Sanatrium]の表を、そうでない政治局員の場合には[At Work]で表を見ます。
表の見方は、サイコロの目と年齢の交差した所の記述に従って、赤十字マーカーの増減を行います。赤十字マーカーの数が3個以上になった同志は死亡し、その同志はクレムリンの壁に葬られます。

5.葬儀(Funeral)フェイズ

健康フェイズで書記長が死亡し、空位になった場合にのみこのフェイズを行います。
まず外務大臣が書記長候補を選びます。書記長候補は、外務大臣以外の第1政治局員から選びます。行動不能の同志を候補に選んで構いません。外務大臣以外の第1政治局員が空位の場合には、第2政治局員の中から選びます。それもすべて不在であれば、外務大臣自身が候補者になります。書記長決定は、この候補者に対する行動可能な政治局員全員による信任投票で行います。外務大臣は、自分が選んだ候補者(または自分)に不信任を投じることはできません。行動可能な政治局員の数には無関係に、3票以上の不信任投票が出れば不信任になります。この場合には外務大臣は1SPを加えたうえで、不信任を投じた政治局員の中から次の候補者を選びます。これがさらに不信任を受けた場合には、外務大臣はさらに1SPを加えたうえで自分が書記長になります。外務大臣に対してプレイヤーが誰もIPをかけていない場合には、被選挙権を持つもっとも年長の政治局員が書記長候補になります。

[5.1]権限の委譲

外務大臣は必ず書記長候補を選ばなければなりませんが、外務大臣が行動不能であるか空位の場合には、その権限はイデオロギー大臣→KGB長官→産業大臣→経済大臣→スポーツ大臣→国防大臣の順に委譲されます。

6.異動(Funeral)フェイズ

書記長は、異動を行って同じレベルにある政治局員同士を自由に交換できます(行動可能であるかどうかを問いません) 。これによる書記長の代償はありません。

[6.1]昇進・降格

書記長は異動を行った後に、任意の回数の1レベルの昇進・降格を行えます(1回につき書記長は1SPを受けます/行動可能かどうかを問いません)。2レベルの昇進・降格を同一ターンに行うことはできず、書記長自身を降格させることもできません。昇進・降格は空位を埋める形で行われ、対象となるレベルに空位がない場合には、別の昇進・降格を行うことで新たに空位を作り出す必要があります。

[6.11]年功序列

書記長は承認・降格を行った後で「終了」を宣言します。その時点で第1政治局員に空位があった場合には、第2政治局員のうちでもっとも高齢の同志を第1政治局員に昇進させます。第2政治局員が1人もいなければ候補者のうちからもっとも高齢の同志を、それもいなければ人民のうちからもっとも高齢の同志を第1政治局員に昇進させます。これによってはSPは課されません。

[6.2]第1レベルの昇進

KGB長官は、この時点で第2政治局員に空位があった場合には、その数だけ候補者を選び昇進させることができます。同様に候補者に空位が生じていれば、人民を選び昇進させることができます。いずれも1人選ぶために、KGB長官には 1SPが課せられます。KGB長官には降格や同レベル内での異動を行う権限はありません。また1人を2レベル昇進させることもできません。KGB長官が空位であるか、希望する昇進を終えてなお第2政治局員に空位が生じている場合には、さらに外務大臣→国防大臣の順に、昇進を行える権限を持ちます。

[6.21]年功序列

第1政治局員のすべてが昇進を行ったうえで、なお第2政治局員に空位があった場合には、候補者のうちでもっとも高齢の同志を第2政治局員に昇進させます。候補者が1人もいなければ人民のうちからもっとも高齢の同志を第2政治局員に昇進させます。これによってはSPは課されません。

[6.3]第2レベルの昇進

イデオロギー大臣は、この時点で候補者に空位があった場合には、その数だけ人民を選び昇進させることができます。1人選ぶために、イデオロギー大臣には 1SPが課せられます。イデオロギー大臣が行動不能であるか、希望する昇進を終えてなお候補者に空位が生じている場合には、さらに産業大臣→経済大臣→スポーツ大臣の順に、昇進を行える権限を持ちます。

[6.31]年功序列

第2政治局員のすべてが昇進を行ったうえで、なお候補者に空位があった場合には、人民のうちでもっとも高齢の同志を候補者に昇進させます。これによってはSPは課されません。

[6.4]ゲーム終了

以上の手続きを終えるためには、シベリアにいる者を除いた8人の同志が必要です。この条件を満たせず、フェイズ6を終えてなお空位が存在する場合には、その時点でゲームは終了し、最も高い地位の行動不能でない政治局員を支配するプレイヤーが勝利します。

[6.5]年齢について

昇進を年功序列で処理する場合には、同志の年齢は印刷された年齢(初期値)にSP数を加えたものになります。複数の同志が「同年齢」になった場合には、印刷された年齢が高い方が優先されます。

同一フェイズ内に、ひとりの政治局員が同じ同志を2レベル昇格させることはできませんが、複数の政治局員によって同じ同志が2レベル昇格することは可能です。

7.復権(Rehabilitation)フェイズ

政治局員は、その地位の順にシベリアから同志を呼び戻す権限を持ちます。一度に何人でも呼び戻せますが、1人につき呼び戻した政治局員は5SPを課されます。呼び戻された同志は、そのすべての健康状態と年齢を抱えたまま「人民」に戻ります。IPマーカーは取り除かれたままの状態にしておきます。

8.パレード(Parade)フェイズ

療養所にいない書記長は、革命記念パレードに出席し演説をします。健康な書記長は無条件でパレードに参加して人民の前に手を振れますが、書記長が病気である場合には1SPを加えたうえでサイコロの目で7以上を出さなければなりませんし、重病である場合には2SPを加えたうえでサイコロの目で14以上を出さなければなりません。書記長が手を振れたら、ボード上の[Tally Track]のそのターンの位置に、その書記長を支配するプレイヤーの色の駒を置きます。このように自分の色の駒を3個置ければ、そのプレイヤーはゲームに勝利します。書記長が手を振れなかった場合には、ターンの進行を示す意味でその位置に赤十字マーカーを置きます。


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