Auratogデッキ

〜それじゃあ10/9トランプルアタック、んでもってライフ10回復ね〜

1999.5.11作成
2001.4.22修正

レシピ:

Plain*4
Forest*12
Brushland*4

Auratog*4
Titania's Chosen*4
Uktabi Orangutan*4
Yabimaya Granger*4
Mother of Rune*4
Verduran Enchantress*2

Rancor*4
Brilliant haro*4
Sprit Link*4
Creeping Mold*4
Citanul Flute*2


概要:

基本コンセプトはLegendに起源を持つ"Enchantress-Wonbat"デッキと呼ばれる古いクリーチャーエンチャントデッキであり、実はこれは私が何年も前に最初に組み、調整を続けていた思い入れのあるデッキである。もっとも第6版でついにRabit Wonbatが落ちてEnchantlessも2枚になったので、もはや最初の面影はない。
ビジョンズの登場とともにMan-o-WarやNekrattalといった極めてパフォーマンスの良いクリーチャー除去手段が猛威を奮ったため、たいていの人間がこれらを4枚デッキに入れていた頃は、クリーチャー単体を強化するという「エンチャントクリーチャー」というコンセプト自体が「カードコストが悪い」というセコイ考え方に支配されてほとんど絶滅の危機に瀕していた。苦肉の策と思われるLicidというアイデアも結局根づかなかったものである(と言って良いだろう)。実際この頃はほとんどこのデッキはもうお話にならず、一度解散した経緯を持つ。
しかしながらUrza's Sagaで「墓場に落ちると手に戻る」エンチャントクリーチャーという素晴らしいアイデアが登場したため、これを先だってTempestで登場していたAuratogと組みあわせると、爆発的なパンプアップができるという効果がほどなく発見された。しかしながらまだ当時は、この類のエンチャントはすべて2マナエンチャントであり、かつ何よりもAuratogにトランプルをつける良い手段がなかったので、いくら強化しようが1/1リジェネで簡単に止まってしまうという欠点を有していた。
そこで登場したのがUrza's LegacyのRancorである。Rancorというのはもともとそれ自体がとびきり優秀なカードであるわけだが、コストがわずか1マナのうえトランプルがつくというこのエンチャントはこのデッキのためにあると言っても過言ではなく、筆者はこのカードを見て狂喜したものである。

実際Auratog-Rancorコンボ自体が今は一般の知るところとなり、某月のRPGマガジンにも掲載されていた。あれを読んで組んだと思われるのは筆者としては極めて不本意なのではある(笑)。その意味で、実はそれ以降はあまりこのデッキを使わなかったのではあるが。

基本的に柔軟性の高いデッキなので、テンペストブロックとAuratogが抜けるまではこのデッキは現役でいられたが、Mercadian Masquesの登場でタイプII落ちしたため退役。

運用方法:

最低限、AuratogとRancorが場に出ていれば良い。早ければ3ターン目から回り始める。
基本的な使用方法は、容易に想像できるようにコンボが成立し次第ありったけの緑マナを投入し、Rancorをサクってはかけ、Rancorをサクってはかけのループを繰り返すだけである。Brushlandでの1ダメージも惜しまず出すべし。
途中のループは必ずしもAuratog自身にかける必要はない(というよりも相手はRancorをかける際にAuratogの除去とRancorのfizzleを狙ってくる筈なので、リスク分散の意味でも可能ならば別のクリーチャーにかけた方が良い)が、最後の1回だけはAuratogにかけてアタック、を行う必要がある。最後のRancorは、相手が赤のソーサリーなどでAuratogの除去を試みた際などのため、かけ放しにしておいて次のターンでサクり始めると良い。5〜6ターン目には軽く何度か回せてもう10/9だの12/11だのになる筈である。

加えて余った白マナでAuratogにSprit Linkをかけられていれば、あっという間にライフ長者である(笑)。

不幸にしてRancorが出なかった際には、Brilliant haroでも同じことはできる。しかしかなりスピードが遅くなるのは否めない。

他のクリーチャーは、基本的にこのコンボを支援するためのものである。いずれもAuratogが出るまでの間、RancorやBrilliant haroをかけておくことで、壁や殴り要員とすることができるだろう。

常に青黒赤などでAuratog自身を除去される危険があるので、その対策としてAuratogが出る前にMother of Runeを出せていれば極めて有利な展開になる。ただしMother of Runeの危険性は広く知られているので、出すなり召喚酔いしているうちにMother of Rune自身を青黒赤で除去される可能性が高いので、そうはなかなかうまくはいかないのではあるが。相手の除去手段もあまり揃わないであろう第1ターンで出せればベスト。

Uktabi Orangutanは言うまでもなく邪魔なアーティファクトが出た時の除去に使う。

Yabimaya Grangerは言うまでもなく土地を出すために使う。平地が1枚は出ていて欲しいし、平地がすでに何枚かあるならば森を出しておくのも常に良い。

不幸にしてAuratogがなかなか出なかった時に、先だってTitania's Chosenが場に出ていたりすると、コンボが発動して1マナでRancorが回る度に+1/+1がつくので、実に恐ろしいことになる(笑)。

加えてVerduran Enchantressが場に出ていたりすると、そのたびにカードが1枚ドローできるので、実に凄いことになる(笑)。
ちなみにあらゆる意味でVerduran Enchantressよりも優秀であると一般には思われているArgothian Enchantressは、実はこのデッキに限って言うとかえって使い勝手が劣る。確かに格段に除去はされにくいのだが、Enchantress自体にエンチャントをかけて序盤をしのぐことができず、何よりも「カードを引かない」選択肢がないので、コンボが回り始めると手札が簡単に8枚を越えてしまい、カードを捨てたりライブラリ切れで負けてしまう危険すらあるのだ(笑)。実際、Argothian Enchantressよりも一般には明らかに弱いVerduran Enchantressが第6版で残ったというのは、筆者にとっては嬉しい誤算であった。

Citanul Fluteは不幸にしてAuratogが出なかった、または除去されてしまった際に使用できるならば使用する。状況によってはその他のクリーチャーを出しても良い。これが出せる状況であるならばどのクリーチャーも呼べる筈である(Wonbatもいない今、このデッキはすべて3マナ以下のクリーチャーで構成されている)。

Creeping Moldは邪魔なものの除去に使う。とりわけエンチャント除去はこれしかないので注意が必要。

苦手な相手:

何よりも呪文ロック系。このデッキはRancorを1ターンに何度も回すことを前提としているので、呪文をかけること自体に何らかのペナルティが課せられる場合、ほとんどなすすべもなく負ける可能性が高い。具体的にはArcane LaboratoryやOppressionで、これらをCreeping Moldで除去できなければまず負ける。
クリーチャーロック系(召喚ロック、攻撃ロック、ダメージ無効)も苦手。このデッキは基本的にクリーチャー攻撃しかなくインスタント速度でのクリーチャー除去手段もないので、特にSpike Weaverを回されると投了確定。こういうのを使いそうな相手は速効で殴り殺さなければならない。
パフォーマンスはかなり良いとはいえそれなりにマナを必要とするので、徹底した土地破壊もかなり苦手。

得意な相手:

ウィニーをはじめとしたクリーチャーアタック系。相手が特に有効な除去手段を持たない力押しデッキならば、攻撃とライフ回復を同時に行えるこのスピードならば通常はかなり優位に立てる。
エンチャントが攻撃の主力ではあるものの常駐エンチャントはSprit Linkしかないので、実はSelenityだのTranquiltyだのPurifyだのといった大量エンチャント破壊系にはほとんどダメージを受けない。
クリーチャーが攻撃の主力ではあるもののすべて3マナ以下のクリーチャーなので、すでに土地が出ている状況ならばWrath of Godsからの回復も比較的容易で、2〜3発は十分に食らうことができる。



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