#21 瓦解のごとく…

2006.8.16作成
2006.8.21修正

アバンタイトル

正義という言葉ほど脆いものはない。誰かのために戦うとき、正義はたやすく暴力に変わる。それでも戦わなければならないとき、人はこの矛盾に目をつむる。だが私たちは信念に準じて剣を取り、人民軍を名乗った。この戦いは未来のためであると信じて、揺らぐことはなかった。敵は悪であり、私たちは正義と信じた…。

今回のテーマを述べつつ、アバンが本編に食い込むパターンです。隠密部隊がハンググライダーで潜入してきます。

ミシェルの性

20名ほどの隠密部隊がハンググライダーでバルドー領にどんどん潜入します。対空監視はいないのか。戦争中なのに。

彼らはコート・ドールからはるばる近くの小型宇宙船からそのまま飛んできたのだとは思われますが、やっぱり宇宙に空気があるっていいですね(笑)。

そんな状況を知らずにテラスで飲んだくれているクレオの所に、ミシェルが来ます。

クレオ「答えを…答えを探してた。」
ミシェル「答え?」
クレオ「提督と話したときからずっとな…。どうやったら世界中の奴を俺の風に乗せられるか。」
ミシェル「それで?」

クレオ「簡単よ。俺たちだけじゃ無理ってことだ。」
ミシェル「我々だけでは無理だからこそ、B.B.と再交渉しているのだろう?」
クレオ「それだけじゃあ足りねぇ」

珍しくまともなこと言ってますクレオ。悪いものでも食べましたか。

クレオ「黒十字の脅威から人民をすべて脱出させるには、どうしても手を組まねばならねぇ奴がもう1人いる。」
ミシェル「もう1人?」
クレオ「世界を統一しようとしている、奴の力が…。」
ミシェル「まさか…奴は敵だっ!
クレオ「…ん?」
ミシェル「…あ。」
クレオ「そりゃ確かにむかつく野郎だし、人民軍から見たら敵だが、今は四の五の言ってられる場合じゃねぇ…。みんなの命がかかっている。」
ミシェル「奴と組む位なら、私は潔く死を選ぶ!」
クレオ「…何むきになってんだよ…?」

思わず声を荒げてしまったことを恥じる所もあるミシェルと、相変わらず何も分かってないクレオです。

B.B.「あーら失礼。なかなか面白い話をしてるわねぇ。あたくしも仲間にして下さる?」
クレオ「別に面白かねぇよ…。」
B.B.「そうかしら?風のぼうやからヴェッティのことを持ち出してるのよ?」

そこへB.B.が割って入り、クレオがミシェルの口からヴェッティによる陵辱のことを聞くのは来週送り?になりました。

B.B.「普通は大風呂敷に夢を広げるのが男で、女は現実的に考えるものだけど。」

かつてはミシェルを「ムッシュ」呼ばわりしたB.B.ですが、乙女心丸出しの最近のミシェルをしげしげ眺めつつ、そう言います。

クレオ「…あんた、気づいてたのか?」
B.B.「同じ性(さが)ですもの…。」

性(さが)と性(せい)をかけています。ガラスの艦隊でしばしば好まれるダブル・ミーニングですね。

B.B.「でもね、人民の英雄ミシェル・ヴォルバンが男か女かはたいして問題ではなくってよ…。むしろ民は、ミシェル・ヴォルバンという偶像を選ぶ道に従うでしょう。」
ミシェル「偶像…。」
B.B.「そう。必要なのはミシェル・ヴォルバンという道しるべなのよ…。」

クレオ「あんたは受け入れられるのか? ヴェッティと組むことを…。」
B.B.「フン…言ったでしょ? 女は現実的なのよ…。」
クレオ「それじゃ、女同士話し合ってくれ。俺じゃあどうしようもないらしい。」

クレオは酒瓶をその場に置いて退場します。去るクレオの背中をミシェルはせつなそうな目で見ます。

そんな乙女ミシェルを見透かしたB.B.が言います。

B.B.「あなたの趣味、悪くなくってよ…。」

ちなみに、こういう艶っぽいシーンが流れている裏では、あちこちで衛兵がざくざく隠密に殺されています。

酒盛り

ノッポ(仮名)と包茎(仮名)が、暖炉の前で酒を酌み交わしています。こいつらはいつ囚人服を脱ぐんだろう。

包茎「でもよう、あれ信じられるか? 兄貴の言ってた、ほら、黒十字の話。」
ノッポ「ああ、兄貴には悪いが、俺にはピンと来ないっち。」
包茎「俺も。大体そういう話ってたいていデマだからな。」
ノッポ「大騒ぎするだけ損だっち。」

そこへアイメルがやってきました。女の子なのにうんこ座り。

アイメル「よう!」
包茎「あ、姉御だ! 一緒にどうですか?」
アイメル「やだよ。…クレオ知らねぇか?」
包茎「さあなあ。さっきまで一緒に飲んでたっすよ。」

ノッポ「そういやぁ、ミッキーとクロエもいないっち。」
アイメル「迷ったんじゃないか?何しろここ部屋数多いからさ。」
包茎「へ、へ、へ。青春してるのかも。」
ノッポ「馬鹿ぁ。クロエは旦那なくしたばっかだっち。それにミッキーは、すでに枯れ果ててるっち。」

屋敷の中に、静かに異変が起こっています。

お詫びと訂正:

ここでのやりとりから、やっと囚人全員の名前が判明しました。が、同時に、過去の判定を間違えていたことも判明しました。

第15話のこのシーンでは、喋っていた爺さんが「ゲイリー」と紹介されたように見えたのですが、この会話から爺さんは「ミッキー」でした。深くお詫びして訂正します。※台詞で「青春」と言っていたので変だとは思っていたのですが…

必然的にこの結果として「包茎」(仮名)は「ゲイリー」、「ノッポ(仮名)」は「ノルディアン」になります。これで全員の名前が確定いたしました。

嵐の前の静けさ

B.B.との萌え語りを終えて自室に戻ってきたミシェルは、窓際の「人影」に気がついて、思わず剣を構えます。

それは窓際に立ててあるドレスでした。ミシェルを女性と見抜いたB.B.からの贈り物のようです。

ミシェル「これを着て晩餐に来いというのか…ふ…。」

のび太は、自分の定位置であるガラスの艦の自席でメガネを磨いています。

アイパッチは「提督」と酒を酌み交わしています。

アイパッチ「提督…あなたが生きていたと聞いたときには、正直うろたえましたがね。でもね…自分は何ひとつ後悔なんかしちゃいませんよ…あなただって感じた筈だ…あいつの『風』をね…。だから最後まで見届けさせてくださいよ、提督…。」

アイパッチと提督の過去、アイパッチとクレオとの出会いというのも、二次創作のネタになる題材ですね。

クレオ攻略中のアイメルは、やっとうろうろしているクレオを発見しました。

アイメル「クレオ!見つけた!」
クレオ「何だ?」
アイメル「一杯やろうぜ!」

しかし異変に気がついたクレオは、突然立ち止まります。

アイメル「…どうした?」

そしてクレオはいきなり駆け出します。ちょうのうりょくによるものでしょうか。

アイメル「クレオ!」

そんなクレオは、ほどなく物陰で殺されているミッキーとクロエを発見しました。

アイメル「ミッキー…クロエ…何でこんなことに…」
クレオ「B.B.のオバンめ…ワインの飲みすぎで警備がなっちゃいねぇ!」

そして爆発音が響きました。

アイメル「クレオ!」
クレオ「侵入者を狩り出す! お前は『青春』どもを呼んでこい!」
アイメル「はいよ!」

青春おじさんことゲイリーは、クレオにも名前で呼ばれていませんでした。このため当サイトでも以後ゲイリーを「青春」と呼ぶことにします。

バルドー領は火の海です。あれっぽっちの人数で爆弾を仕掛けたにしては、たいしたものです。

アイパッチ「何があった!…なんてこった…。」

捕われのB.B.

ミシェル「バルドー公はどこだ!」
兎メイド「ご自分のお部屋かと…。」
ミシェル「案内してくれ!」

ミシェルは鍵のかかっていたバルドーの私室のドアを破って入ります。

ミシェル「バルドー公!」

部屋に入ったミシェルが見たのは、荒らされた部屋と隠密たちに剣を突きつけられているバルドー公でした。

そして剣に手をかけたミシェルも、両側から忍び寄る隠密たちにより喉元に剣を突きつけられてしまいます。やはりへっぽこです。

ミシェル「くっ…!」
ウルグザーネ「待て!…これはまさしく僥倖…。ミシェル・ヴォルバンから来てくれるとは…。」
ミシェル「貴様!何者だ!?」
ウルグザーネ「神聖皇帝軍特殊戦略隊第一師団長、ウルグザーネと申します。」
ミシェル「特殊戦略隊だと…?」

そこへ、外で起こった爆発の閃光が部屋に差し込みます。

ウルグザーネ「第二幕が始まりましたよ、バルドー公。」

のび太「…あれ、何だこの暗号…?」
アイパッチ「ああ、ノビィ、居たか。すぐに出航するぞ!」
のび太「無理だよ。アイメルいないのに。」
アイパッチ「何い?」

ウルグザーネはB.B.の使用人や兎メイドを縛り上げました。

ウルグザーネ「さて、参りましょうか。」
B.B.「いやです。」

B.B.の気丈さもどこまでこの相手に通用するのでしょうか…と思わせつつ、Bパートに続きます。

惨劇のあと

クレオと仲間たちはB.B.の部屋に飛び込みますが、すでに一行は立ち去った後でした。部屋には使用人や兎メイドの死体が転がっており、机の上に紅のバージニアが置き去りになっています。

青春「ひぃっ!」
ジャン「何と!」
ノッポ「み、みんな死んでるっち…。」
青春「一体誰がこんなことを!」
シルア「手練れの仕業ですね。」

こんな時でも冷静なのは、くのいちメイドのたしなみです。

でもいくら敵の冷酷さを出す演出だからって、兎メイドまで殺さなくても…。

ジャン「やつらの狙いはバルドー公か…。」
シルア「クレオさん。ミシェル様は?」
クレオ「わからねぇ。どうやら連れ去られたみてぇだな。」

そんな一行の前に、ガラスの戦艦が姿を現しました。

アイメル「誰が動かしてんだ?」

のび太「へへへへへ…。」
アイメル「あんた、メガネは?」
のび太「かけてると、かえってぶつけちゃうんだよな…メガネメガネ。」

正直、よく分からないギャグでした。先ほどのメガネを磨いているシーンでも度入りのメガネであることは明らかだったりするのですが…まあ「メガネメガネ」はアイメルに虐めて貰うためにやっていた、というのはあるのでしょうが。

アイメル「もういい、あたいがやるっ!」
クレオ「すぐに出るぞ!奴らの脱出船を探す。」
のび太「そういえばさっき、見慣れない暗号をキャッチしたんだ。」

ワイン庫にて

ワイン庫に潜んでいた隠密部隊は、暗号装置により連絡を受けていました。

部下「第四班、作業終了。撤収に入ります。」
ウルグザーネ「よし。」
部下「第三班、任務完了。」
ウルグザーネ「ご苦労。」

B.B.「ちょっとあなた! その樽に触れないでくださる? そこにあるのはね。あなたが一生かかっても口にできないような年代物。味が落ちてしまうわ。」
ウルグザーネ「おっと、これは失礼。ならば作戦終了後に、ゆっくりと味わうとしましょう。」

珍しく色をなしてB.B.は、ウルグザーネを叱責します。使用人が殺された時より怒っているようです。

ミシェル「お前たちは一体何をする気だ!?」
ウルグザーネ「ソレイユを爆破します。あなたにバルドー領崩壊のさまを観賞していただきます。ソレイユの消えた闇の中で領土民を掃討し、最後にあなたを殺せ、との神聖皇帝陛下よりのご命令でして。」
B.B.「いい趣味してるわねヴェッティも。」
ミシェル「恥知らずめ!お前たちがやっていることは戦闘ではない!ただの人殺しだ!」

ウルグザーネ「それは聞き捨てなりませんな。わたしは職務を全うしているだけに過ぎません。」
ミシェル「なにが職務だ!人民の暮らしを省みず、銀河を欲しいままにしようと企てる悪の手先ではないか!」
ウルグザーネ「われわれから見れば、あなたがた人民軍こそ悪。」
ミシェル「何?」
ウルグザーネ「陛下はあなた方に勝利し、世界を平定している。陛下の作る世界を見ようともせず、破壊しようとしているのはあなた方のほうだ。」

ウルグザーネ「わたしとてうちに帰れば妻も子もおります。部下たちも妻や子、恋人、老いた両親など家族も。それを守るために神聖皇帝軍という誇りをもって、あなた方を抹殺します。」
ミシェル「何が言いたい。」
ウルグザーネ「きっと同じ理屈でもって、人民軍は我々に戦いを挑んでいるのではないかと思いましてねぇ…。家族が安心して暮らせる世界を作りたい、ただそれだけです。すなわちそれは国家の安全。わたしの破壊活動が平和の礎になるなら、わたしは喜んでこの汚れ仕事を遂行します。」

ミシェル「それが貴様の誇りか!」
ウルグザーネ「ええ。無事に任務が終わったら、あなたを殺したこの手で、私は家族を抱くだけです。」
ミシェル「馬鹿げているっ!」
ウルグザーネ「ではお尋ねしましょう。結果として銀河の平和に貢献しているのは、果たしてどちらですかな? あなたですか? それともわたしですか?」

ガンダムであればモビルスーツに乗った敵味方の2人が交わしそうな会話がワイン庫でなされるあたりがルネッサンスです。そうこうするうちに、どうやら爆破の準備が整ったようです。

B.B.「ソレイユを爆破しても連結した領土からの供給で、すぐに復旧してよ?」
ウルグザーネ「それでいいんです。我々はバルドー領という領土艦さえあれば、この土地にあるものまでは要りません。」

巨大宇宙船が合体して機能するためにはソレイユもあった方が良いような気がするのですが、本当にそれでいいのでしょうかヴェッティ。

ウルグザーネ「では、始めましょう。」

ウルグザーネはまんがみたいな起爆装置の取っ手に手をかけます。

B.B.瓦解のごとく

そこへウルグザーネの部下が急を告げに来ました。

部下「師団長! ガ、ガラスの戦艦が!」
ウルグザーネ「な、何?」

そこへガラスの戦艦が突っ込んできました。クレオの奇襲です。

この結果としてワイン棚が大量にひっくり返り、あたりは超高級ワインの海になります。クレオお前は何てことを…。

B.B.「ひぃぃぃぃぃぃーっ!」
ミシェル「バルドー公!」

B.B.は力ない悲鳴を上げて、そのまま失神します。先ほどのシリアスな会話を全部吹っとばすお笑いのシーンです。

気を取り直したウルグザーネは起爆装置を押し、バルドー領のソレイユは爆破されます。たちまち停電する領土艦。

ウルグザーネ「…来い。」

さらにウルグザーネは、B.B.を助けようとしているミシェルをさらいます。人質にするつもりでしょうか。

クレオ「そこまでだ。」
ウルグザーネ「疾風のクレオ、ですね。大胆な戦法、驚きましたよ。」
クレオ「戦法ってのはよ、相手の意表を突くことに意味があるのよ。」
ウルグザーネ「何故ここが。」
クレオ「通信機使ったのはまずかったな。お前らの信号を掴んでこの場所を割り出した。」

ウルグザーネ「…負けを、認めなくてはなりませんか。」
クレオ「あんた次第だ。」

ウルグザーネは抱えていたミシェルをクレオに投げつけて、不意を突こうとします。

しかしミシェルの長髪を通して先に剣を繰り出したのはクレオの方でした。

クレオ「言ったろ。意表を突くんだよ。」

ハッタリでクレオに勝てると思う方が間違いです。ウルグザーネは倒されました。ミシェルも緊張感のない表情です。

クレオ「大丈夫か。」
ミシェル「ああ。」

ミッキー、クロエ、兎メイドや高級ワインなど多くの犠牲を出した今夜の騒動も、どうやらこれで一件落着のようです。

アイパッチ「へっはっはははは…こんな戦ならいつでも歓迎だぜぇ。」

B.B.「あ…あたくしのワインが…。あたくしの…あたくしのワイン…。あたくしの…」

B.B.は散々な状況のワイン庫のなかをふらふらと歩きます。

そして よが あけた …

B.B.「ゆうべは見苦しい所を見せてしまったわね。」
ミシェル「いえ…。」

B.B.「あの兵士がグダグダ言っていたけど、いまのあたくしにはその意味が分かります。大事な者が安心して暮らしていける世界を作らなければ。そのために武器を取ることにためらいはありませんわ。B.B.がどんな女だったか、ヴェッティは思い出すことでしょう…。」

B.B.「ふ…気が利くわね、風のぼうや。」

決意を新たにしたB.B.でした。ワインを滅茶苦茶にした当事者は明らかにクレオなのですが、そこでクレオを恨まない程度には分別があるようです。さすが大人の女性です。

深夜の図書室

星の箱のことを調べているラルフの所へ、ヴェッティがやってきました。

ラルフ「ヴェッティ様!」
ヴェッティ「調子はどうだい?」
ラルフ「それが…まだ何も…。」
ヴェッティ「手伝ってやれればいいんだが…。」

ラルフ「駄目だよ!ヴェッティ様はお忙しいんだから!…それに、これは僕にやらせて。僕がベッティ様を助けたいから。」
ヴェッティ「すまんな…でも、無理をしてはいけないよ。」
ラルフ「ううん。無理するよ。だってヴェッティ様には時間がないんだもの!…あ、ごめんなさい。」
ヴェッティ「いいんだよ、本当のことだからね。ミュスカの診断がそれを裏付けている。」
ラルフ「何て?」

ヴェッティ「ソレイユの陰りが大きくなっている。死期が近いそうだよ。」
ラルフ「…ヴェッティ様…。」

死期より前に、顔と口が合っていないのはガンドレス級にヤバ過ぎですヴェッティ様(ああ、ついに作画崩壊をネタにしてしまった…)。

それはそれとしてヴェッティはクレオと交わればただちに回復すると思うのですが、違うのでしょうか。

葬儀

アイメルと青春とノッポは、昨日殺されてしまったミッキーとクロエの葬儀を行っています。他のみんなは不参加ですか。

青春「とうとう、俺たちだけになっちまったな…。」
ノッポ「そうだっち…。」
2人「うわぁぁぁぁぁん。」

アイメルも泣きます。

もうこのようなアイメルの涙は見たくないものですが、正直、青春とのっぽは今でも囚人服を着ていることからも、最終的には生き残らないのではないかとも思わないでもないです。単に全員の服が原則1種類しか設定していないだけかもしれませんが。

乙女心

ミシェルは自室の鏡の前で、B.B.から贈られたおっぱいドレスを胸元に着けてほくそ笑んでいます。

ミシェル「…ふ。」
クレオ「入るぞ。」
ミシェル「はっ!」

そんな乙女心なミシェルは、デリカシーゼロのクレオが入ってきたため慌ててドレスを隠します。

ミシェル「ノックくらいしろっ!」
クレオ「B.B.の言ってたことが気になってな…。」

クレオ「あの男と何を話した?」
ミシェル「…ふ。矛盾だよ。」
クレオ「矛盾?」

2人はテラスに出て話を続けます。

ミシェル「敵も同じ理由で戦っているのだ。平和を望んで。守りたいものがあって。正義は我々の側にのみあるのではない。ならばお前の言った通り、神聖皇帝軍と手を組むのは可能かもしれん。すべての、遺恨を捨ててでも…。」

理屈では分かっていてもヴェッティを許す気には、なかなかなれないミシェルです。

クレオ「連中と手を組む話になると、いつもそんな目をしているな…。」

今のミシェルがこんな目なのは作画のせいかもしれません。このシーン、ミシェルは口を開けないで喋っているし。

クレオ「でもよ、悪くなかったぜ。お前のドレス姿もな…。」

クレオなのでどこまでミシェルの心を察しているのかは甚だ疑わしいものの、驚くべきことにクレオがミシェルを女として見ています。

そんないい感じの2人の様子を、通りがかった家政婦アイメルが見てしまいます。女の戦いの勃発でしょうか。

花占い

その頃コート・ドールでは、レイチェルが即興の唄をゆっくり口ずさみながら、薔薇の花をゆっくりちぎっていました。

「 わ れ ら は

ゆ か ん …

く ろ じゅ う じ の

も と へ …

よ ろ こ び

あ た う る

か み の

も と へ … 」

いちばん瓦解していたのはレイチェルの精神であったというオチのようです。怖いよう。

次回予告

「孤独の森で忘れかけていた筈の自分に出会うとき、銀河に一輪の薔薇が舞い散る…次回、ガラスの艦隊、『深紅のごとく』。革命の銀河、ルネッサンス。」

このナレーションとともに流れる次回予告の画面は、何とミシェルとクレオが暖炉の前で話しているカットだけです。
もっともこれは進行が大変にヤバイためという可能性も否定できないのですが(笑)実際作画もヤバめだし

てゆーかこのシチュエーション何? なんでミシェルは軍服脱いでシーツ?を羽織っていますか(シャツは着ていますけど)?
川にでも落ちましたか?もしやこれは森の山小屋で二人っきりで一夜を明かすのでしょうか…(ドキドキ)

「忘れかけていた自分」というのはミシェルの中の「女」という意味だとは思いますが、「舞い散る薔薇」って…そもそも「深紅のごとく」って…(ドキドキ)。

予想の斜め上を行くガラ艦なので油断はできませんが、もしやこの「深紅」の「散る薔薇」って、ミシェルの「(実はまだ無事だった)処女」っていう意味なのでしょうか?(←発想がオヤジ)

まあ他にも「深紅」には「レイチェルがヴェッティを刺す」「レイチェルが宮殿に火をつける」なども考えられるのではありますが。ガラ艦のタイトルは通常は複数の意味をかけていますし。

外れた場合のことがあるので期待のし過ぎは禁物ですが、あるいは来週は第14話をもしのぐ祭りになるのかもしれません。


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