#16 回天ぼごとくのごとく…

2006.7.19作成
2006.7.22修正

バルドー領にて

B.B.の居城に、人民軍の所詮執事とオバサンが協力を求めて訪ねてきました。

使用人「バルドー公。ジャン・リュック・シルバネール様と、イザベル・マティス様がお見えになりました。」
B.B.「おかけなさいな」

たぶん視聴者のほとんどはどうでもいいと思っていると思いますが、オバサンのフルネームが出ました。

ジャン「バルドー公。人民軍の敗北、まことに申し訳なく思います。本日恥を忍んで参りましたのは、いま一度我々への協力を乞うためにございます。」

2人のつまらない話に横を向いてため息をついてしまうB.B.でしたが、視聴者としては2人の横にいるオウム仮面の使用人が気になります。十姉妹和尚でしょうか。

B.B.「どうしたのかしらねぇ…風のぼうやは…」

B.B.は人民軍の話や条件に乗る気はまったくないようですが、クレオが戻ってくれば即座に協力する気のようです。これで新制クレオ軍も安心ですね。

アイメルおかんむり

先週の脱走騒ぎ以来、音沙汰のないクレオに、アイメルは不機嫌です。しばしば看守といざこざを起こしそうになる所を、ボンベイがなだめます。

ボンベイ「事態がはっきりするまで、おとなしくしてた方がいいってもんでさぁ。」

囚人「風の兄貴、ぱったりやんだままだっち。」
囚人「やっぱり、捕まっちまったんかなぁ。」
アイメル「クレオはしくじるような奴じゃねぇ!」

思わずつかみかかるアイメルですが、先週の脱走作戦の無計画ぶりでは、あんまり説得力はありません。

まあ、捕まったら間違いなく他の囚人への見せしめに晒されるとは思われるので、その点では「便りがないのは良い便り」と思える状況ではあるのですが。

アイメル「馬鹿クレオ…早く、迎えに来いよ…。」

ともあれ、なだめられておとなしくツルハシを振るアイメルなのでした。

そろそろ設定のお蔵出し

場面は、先週のラストシーンの続きからです。

提督「殿下。」
クレオ「よしてくれ。確かに俺は王家の血を引いてはいるが、いま俺の魂は自由だ。

クレオは人民軍のこともミシェルのことも、忘れてしまったのでしょうか。

提督「ワシが生きながらえてきたのは、まさに、これを伝えんがため。おぬしに会って確信したよ。」
クレオ「何を伝えるって?」
提督「ここは何だと思う?」

いよいよこのトンチキ宇宙の設定が、視聴者に明かされる時がきたようです。ちょっと長いですが、収録します。

提督「ゴミ捨て場だ。」
クレオ「ゴミ捨て場?」
提督「そうだ。ここに並んでいる本も、ワシら人間も、すべてこの世界には必要のない物なのだ。だが、捨てられてきたのはすべて真実だ。」
クレオ「真実って何だ?」

提督「間もなく、この銀河は滅びる。」
クレオ「なに…?」
提督「ここにある本は偉大な先人たちが遺した知恵の結晶だ。だが十字星教はこれらをすべて禁書としたのだ。我々の遠い祖先、この銀河に文明を開いた先人たちは、ほかの銀河からやってきたのだ。そして長い旅路の果てに、この銀河に辿り着いたらしい。 」

クレオ「ほかの銀河?」
提督「ところがだ。祖先はこの銀河から出られなくなってしまった。やむなく祖先はこの銀河に定住した。我々が知る領土艦は、ここを終(つい)の棲家と定めた祖先たちが苦渋の選択をした残滓とも言える。」
クレオ「この銀河から出られなくなったとは、どういうことだ?」
提督「黒十字だ。」

クレオ「黒十字…!」
提督「この銀河は黒十字に向かって少しずつ引き寄せられている。遠い祖先の時代からな。祖先の船が出られなくなったのは、それゆえの引力の干渉だろう…。」
銀河が引き込まれたらどうなる?」
提督「滅亡するだけだ。」

クレオ「それはいつだ。」
提督「分からん。」
クレオ「分からん…」
提督「1年後か、百年後か、いや、明日かもしれん。だがそう遠くない未来であることは確かだ。」

この説明だと黒十字が銀河の境界ではないようです。だとすると先祖は一体どこを通ってここに来たのか、あるいはカメラは映さないけど黒十字の反対側にでかい穴でもあるのか、それほど強力な引力なら何百年何千年も世界が残るようには見えないとか、そもそもきちんと観測すればいつ黒十字と衝突するのかなど簡単に分かりそうなものなのにこの世界に天文学者はいないのか、など様々な疑問が沸かないでもありません。まぁこの辺は引き続き本編の描写を待ちましょう。

…そもそもそんな世界の滅亡なんかよりも、ヴェッティの性欲のはけ口の方が気になるアニメですし。

ある日、森の中

夜中に森の中を密かに歩いている3人組でしたが、その先頭を歩く本田くんに「ハイザックさん」と声をかける者がいました。

物陰から声をかけたのは僕らのシルアたんでした。

アイパッチ「おめぇ、俺たちより先に彼女と接触していたのか!」

本田くんの手の早さに驚くアイパッチと、赤面する本田くんです。

このへんとかこのへんとかから、前々から怪しいとは薄々思っていたのですが、この2人はどうやらこの逃避行中にできてしまったようです。視聴者もビックリの急展開で、まさにサブタイトル「回天のごとく」。

可愛いシルアが本田くんとくっつくことなど、お父さんは許しませんよ! と叫びたい気持ちもありますが、ここはひとつ、このアニメで唯一のノーマルカップリングを、暖かい目で見守りたいと思います。ウワァァァァン。

シルア「みなさん、ご無事で何よりですわ。」
アイパッチ「あんたも、よく突き止めたもんだ。ミシェルの居場所をな。」

シルア「わたしとて人民軍のひとり。間者として訓練はひと通り受けています。」
アイパッチ「へぇ。」
シルア「ミシェル様は、北宮におられます。」
のび太「警備状況は?」
シルア「予想を遙かに越える厳しさです。侵入は困難ですね。」

アイパッチ「だが、やんなきゃなあ。」
シルア「…変わりましたね。あなたがたは皆、互いのことには干渉しない方たちだと。」
のび太「ぼくたち、艦を取り返すんだ。」
シルア「え?」
アイパッチ「つまりだな、艦を取り戻しても、艦長がいねぇってことよ。」

シルア「まさか、ミシェル様に?」
アイパッチ「へへへ。」
シルア「では皆さんは、ミシェル様に惚れたと、そうおっしゃるのですね!」

こんなしんみりくるシーンでも、視聴者をずっこけさせることを忘れないシルアの心配りです。

まぁ、これはいわゆる「男が男に惚れた」という用法(※ホモでなしに)であると思われますが、にしてもこいつらは全員、ミシェルが巨乳の女性だと知っているわけで…。それとも男はみんなおっぱい星人だとでも思ってますかシルア?

本田くんに至っては思いっきり首を振って「ボクはシルアちゃん一筋だよ!」と訴えていたりもします。罪作りですねシルア。

提督の暮らし

牢獄に近づく足音にクレオは隠れようとしますが、提督に制止させられます。そして覗き窓が開き、男が話しかけてきました。

声「提督?何かご用はありますか?」
提督「おお、ピエール。接客中でな。今はいい、ありがとう。」

声をかけてきたのは、ピエールというここの監視人でした。提督が言うには、ピエールは歴史と戦記好きな男で、提督にあれこれと便宜を図りつつ、提督の話を聞くことを楽しみしているとのことでした。

ピエールがなぜ変装用の鼻メガネをしているかの説明はありません。

提督「で、どうする?」
クレオ「どうもこうもねぇ。みんなまとめて逃げるしかねぇだろ。」
提督「だから黒十字に引っ張られて逃げられないと言っているではないか。」

提督は「宇宙の運命のこと」を、クレオは「ここから逃げること」を話しているようです。ずれてます。

クレオ「この俺が逃げるっつったら逃げるんだよ。」
提督「どうやって宇宙をまとめる。今までのような生き方で、おぬしの言うことを聞いてくれるものが、どれだけいる。」
クレオ「けっ…何もかもお見通しってわけかい。確かにな…ひとりじゃ無理だ。手がいる。」

ずれているのを正さないまま会話が成立しているあたりがルネッサンスです。

クレオ「…なんて、俺もやきがまわった…を?…ぐぁぁぁっ!」

と、クレオは再び、ソレイユ心臓の激痛に襲われたようです。

こんなところで発作に襲われてしまって、どうするというのでしょうか。

脱走

提督「殿下!」
クレオ「何でもねぇ…心配すんな…。」
提督「おぬし…まさか…ピエール!ピエール!」

提督は外に座っていたピエールを呼びます。

提督「突然発作を起こしよった。」
ピエール「す…すぐに医者を!」
提督「それでは間に合わん。外に運び出す。開けてくれ。」
ピエール「それだけは駄目です…。」
提督「こいつが死んだら、おぬしの責任だぞ!」

ピエール「…仕方ないですねぇ。…大丈夫ですかぁ?」

のこのことクレオを見に来たピエールは、案の定、クレオの当て身を食らって倒れてしまいます。

提督とクレオはピエールの鍵を奪うと、提督の枷を外し、さらにピエールに枷をはめます。

提督「おぬしのおかげで楽しかったよ。見回りが来たら、わしらに殴られて気絶させられたと言うが良い。」
ピエール「こんなことをして、ただで済むと思ってるんですか?」
提督「すまんな。ウォルツェニィ会戦の話は、いずれな。」
ピエール「ほ、ほんとですね?約束ですよ!」

悪人ではない無邪気なピエールですが、どうか責任を取らされて死刑、とかいう展開にはなりませんように…。

提督「走れるか?」
クレオ「あんたよりはな…外に出たらずっと砂漠だ。年寄りにはキツイぜ。」
提督「あてはある。」

計画的というよりただの思いつきのようでしたが、ともあれ二人は提督の牢を出て、いずこかへ走り去ります。

惑星オルレアンへ

ラルフは1人、宇宙を飛んでいます。単独行動のようです。

行き先は第3話でおなじみ、預言者ギルティの居る惑星オルレアンでした。

ラルフはギルティに何か用があるのでしょうか。

第4話でギルティの居る山のふもとの町を自分が壊滅させたことを、ギルティが怒っていなければいいですねラルフ。

ハーモニカ

コート・ドールに幽閉状態のミシェルは、相変わらず鬱々とした日々を過ごしています。

与えられた部屋の広さが、かえって寂しさを募らせています。

ミシェルはクレオのハーモニカを手でもてあそんでいます。

あれ、いつの間に…と誰しもが思う所ですが、おそらくこれはDVD第1艦限定版を買ったこのへんでクレオが落としていたものを、あとでミシェルが拾っておいたということなのでしょう。

所在無げにミシェルはハーモニカを「ぷー」と寂しく吹きます。

うわぁ間接キッスだぁ、なんて喜ぶのは中学生までにしておきましょう。もっともこのアニメ、中学生のような純真さを持ったミシェルが、アダルトなガチホモたちに翻弄されている話でもあるのですが。

ミシェル「…さらば…クレオ…。」

このシーンはミシェルの寂しさを表現した今週の名カットと言えるものですが、視聴者としてはいやいやクレオ、もうピンピンしてますからと突っ込まないわけにはいきません。訣別するのは早いです。

ミシェルがクレオと再開して、明るい笑顔を取り戻すのはいつのことになるのでしょうか。

斥候

アイパッチ「こりゃ確かに八方ふさがりだなぁ。」
のび太「クレオなら正面突破だって言いそうだけど。」
シルア「それでは自殺行為もいい所です。かえってミシェル様にご迷惑がかかります。ほかの手を考えましょう。なにかある筈です。」

ミシェル奪還を狙って、偵察をしている4人組です。

それにしても、全員いつも同じ服を着ているのにはもう目をつぶるしかないとは思うものの、さすがにシルアがメイド服ひらひらで森の茂みの中を移動しているというのには無理があると思わないでもありません。

新婚さんいらっしゃい

エロい寝間着で夜の廊下を歩くレイチェルです。普段のイカドレスではあまり目立たなかったものの、レイチェルも爆乳であったことが分かります。

レイチェルはヴェッティの寝室に入り、寝間着を脱ぎ捨て全裸になりました。やる気まんまんです。

目を覚ましたか最初から起きていたヴェッティは、そんなレイチェルを冷たくあしらいます。

ヴェッティ「なにをしている…。」
レイチェル「契りを交わしたもの同士が、ひとつ閨(ねや)でぬくもりを分かち合うことに、何の不思議がありましょう…。」
ヴェッティ「それは為さねばならぬことか?」

ヴェッティ「心なき抱擁で良ければ、夫の義務として君を抱こう。」
レイチェル「…!」

連れ添って十何年もの古女房ならともかく、まだまだ「おつとめ」なんていう言葉はまったく似合わない夫婦です。そこに18歳のぴちぴちの大きなおっぱいがあるというのに、まったくホモとは度し難いものですね。

ヴェッティ「嫌なら出ていってくれないか? …いや、私が出ていこう…。褥(しとね)に残った私のぬくもりが君を抱いてくれる筈だ…。 」

ヴェッティは「行かないで!」と叫ぶレイチェルを残して、寝室を出ていってしまいます。ひどすぎ。

しかしレイチェルもここまでやるなら、いっそ開き直って「夫の義務なのだから抱けやオラオラ」とやればいいのにと思わないでもありません。

とはいえ実の所、レイチェルはやはり「結婚という契約」のことを「契り」と称しているようですので、これは冗談抜きでレイチェル処女の可能性も出てきました。

深夜の来客

レイチェルに起こされてしまったヴェッティは、自らの行き場のない性欲を発散させるべく稽古場で剣を取ります。

でも「青少年は性欲をスポーツで発散しろ」なんて、大人にとって都合の良い口上でしかないんですけどね。

そして稽古場で、自分で殺しかけてしまったクレオとの熱い日々を思い出しながら、あたかも舞を舞うかのごとくふしぎなおどり剣を振るうヴェッティでした。

「ガチホモの舞」と勝手に命名。

「クレオ…クレオ…お前の風は、本当にやんでしまったのか?
お前の風は私をさいなむ。
お前の風は、私を眠らせてはくれない…。」

そんなヴェッティの右眼がまた苦痛とともに怪しく光りますが、そんな折に来客が訪れました。

警備兵「皇帝陛下。お客様がお見えです。」

ヴェッティ「客…?こんな時間にか…。」
ミュスカ「ご無礼をお許しください。」
ヴェッティ「誰だ…?」
ミュスカ「ミュスカと申します。流刑地にて、囚人たちの医療管理をしております。是非、陛下に緊急にお知らせしなくてはならないことがありまして、参りました。」

こんな深夜に、アポも面識もない人間を陛下の所まで護衛1人だけで案内するとは、たいした警備体制です。おまけにミュスカはメスを白衣の中に隠しているに決まっているというのに。

ヴェッティ「緊急…?」

ヴェッティの右目が光っているのを見てハァハァしたミュスカは、思わず陛下に駆け寄ってしまい、剣で制止させられます。

ミュスカ「陛下、まさか…!」
ヴェッティ「寄るな!」
ミュスカ「その…光のことに、ございます。陛下…どうか、お人払いを。」

ヴェッティは警備兵を返し、ミュスカと2人きりになります。

ミュスカ「その瞳の輝きは、ソレイユでは…。」
ヴェッティ「…」
ミュスカ「やはり…信じがたいことですが、体内にソレイユを持つものが、もう1人。」

ヴェッティ「もう1人?」
ミュスカ「はい。先日収監した囚人の身体を調べましたところ、体内にソレイユを有する…。」

ここまで聞いたヴェッティは、思わずミュスカに駆け寄ります。

ヴェッティ「誰だ!そいつは!」

ミュスカ「な…名前は分かりません。ただ、この前の会戦の直後に収監された人物で…」
ヴェッティ「…クレオだ!生きていたんだな…会わせろ!そいつのいる場所へ連れていけ!」

ミュスカが第14話でクレオの名前を聞きそびれたという伏線にほとんど意味がないのはともかく、なんだか「GUN道MUSASHI」を思い出してしまいそうな満面の悦びの表情のヴェッティ様です。

反乱

シーク「ガウェインが?」
看守「はっ。目下、坑内を逃走中であります。牢番のピエールの話では、看守服を着た若い男とともに逃走を図ったとのことです。」
シーク「捕らえよ。坑道全域に警報発令!」
看守「はっ。」

1人になるとシークは「とうとうやりましたね、提督…。」とつぶやきます。

ピエールのような抜け作1人だけに牢番をさせていたことからも、あるいはシークはガウェインが脱走してくれるのを待っていたということなのかもしれません。

坑内に鳴り響くサイレンを聞いて、クレオが動いたらしいことを知り、にやつく2人組です。

なんだかこの2人はものすごく良いコンビになりそうな気もしてきました。アイメルのハートを射止めようというのび太に、新たなライバルの登場なのでしょうか。

それはそれとして、囚人一同はツルハシを振って反乱を起こすことにしました。

提督「生きてるか。」
クレオ「ああ…多分な。」
提督「減らず口が多いな。虚勢は不安の証に過ぎんぞ。」
クレオ「あんたも小言が多いよ。」

鉱石を運ぶエレベーターでフロアを上へ移動する2人です。

エレベーターから飛び降りるところで「スペランカー」を思い出したひと多数。

そこを看守に「止まれ!」と言われ、素直にぴたりと止まる2人。

クレオ「…どうする?」
提督「もう一暴れしておくか。」

看守の鞭をかいくぐり、一瞬にして看守数名を殴り倒す提督です。30年近くも鎖でつながれていたとは思えない、じじいのアクションにびっくりです。ていうかじじい強すぎ。

あるいはこの日を予見して、日々室内でトレーニングに励んでいたということなのでしょうか。ショーン・コネリーというよりは北斗の拳の「リュウケン」のようです。

クレオ「ほう。やるじゃねぇか。」

「動くな!おとなしく投降しろ!」

そこへ今度は、飛び道具を持った看守多数。さすがの2人も、おとなしく手を頭の後ろで組みます。

しかしそこへ今度は、アイメル達が飛び込んできて、不意をついて看守たちをぼこぼこにしてしまいます。

ご都合主義とでも「運だけで生きている」とでも笑わば笑え。それが「ガラスの艦隊」です。

脱走

アイメル「遅いっ!…誰、このおっさん。」
クレオ「説明はあとだ。みんな揃ってんな?」
一同「兄貴!」
提督「これは心強い。」

クレオ「それじゃ、行ってみようか。」
アイメル「あいよ!」
囚人「青春だぁー!」

アイメルの囚人服の下は、おなじみSM女王様服でした。囚人服を着せる際に脱がさなかったとは考えられないので、これは途中でアイメルが私物預かり所に寄って回収して、着替えていたということでしょう。たぶん。

そしてホバークラフト?で脱出する一同です。

シーク「逃がすな、撃てっ!」

アイメル「つかまってな!」

アイメルは華麗なハンドルさばきで、崖から乗り物で飛び降り、そのまま走り去ります。公式の「乗れるものならどんなものでも乗りこなしてしまう」という設定がここで生きてくるとは思いませんでした。

こうして、無事シークの牢獄を脱走した一行でした。

囚人「兄貴。これからどうするんでぃ。」
クレオ「行き先は提督に聞いてくれ。」
囚人たち「提督!?」

行き先は各種媒体のネタバレですでに明かされはいますが、とりあえず新制クレオ軍の旗揚げの時が近づいてきました。ルネッサンス分のあまりないゴロツキと変態の集団でもあるのも、クレオらしいと言えば言えなくもない所。

でもいつまでも顔と名前が一致しないのも困るので、とりあえず来週あたり全員自己紹介をしてくださいね。

さかりのついた牝犬のように

さっそくクレオを求めて出かけようとするヴェッティとミュスカを、レイチェルが引き留めます。

レイチェル「ヴェッティ様!ヴェッティ様、お待ちになって!」
ミュスカ「…陛下。」
ヴェッティ「先に乗っていろ。」

ヴェッティ「何だ、見苦しいぞ。」
レイチェル「いったい、どちらへ?」
ヴェッティ「仕事だ。」
レイチェル「あの方は…どなたです?」
ヴェッティ「きみには関係ない。」

レイチェル「いいえ、あります!」

実の所レイチェルは、ヴェッティとミュスカのことも男と女の関係として疑ってもいるようです。ヴェッティの性癖を知る視聴者は、そんなことはかけらも疑っていないわけですが。

レイチェル「一緒に…一緒にいてください!」

ヴェッティはため息をつき「最近のきみには、たしなみというものがないな。いまや道化はきみの方だ。」と言い捨てます。

そもそもヴェッティに情けを乞うても仕方がないのに(むしろ明らかに逆効果)、薔薇のように気高い君は一体どこに行ってしまったのでしょうか。視聴者もがっかりです。

ゴルナ「なにごとですかな?」
レイチェル「父上!」

なんとここで舅の登場です。こんな真夜中なのに。娘が不遇をかこっていることを侍女あたりから聞いてやってきたのだとは思いますが、国を動かす立場なのに異常にフットワークが軽いです法皇様。

ゴルナ「穏やかではありませんな。娘を人前で『道化』と呼ばれて、さて、何と返答すれば良いのやら。」
ヴェッティ「やつが生きているのです。いまは他の一切の雑事に関わってはいられません。」
ゴルナ「やつ…?」
ヴェッティ「疾風(かぜ)のクレオ。」

ゴルナ「どうかしているぞ。ミシェルを手に入れたら次は…誰です?
ヴェッティ「急ぎますゆえ。」
ゴルナ「待て!」
レイチェル「ヴェッティ様!」

ヴェッティを追いかけて法皇の横を通ろうとするレイチェルの腕を、法皇はつかんで引き留めます。ところで全然関係ないですが、

レイチェルの すごい おっぱい

と思わず詠みたくなるカットです。

ゴルナ「帰ってこいレイチェル。婚姻を果たした今、あの男に利用価値はなくなった。」
レイチェル「勝手ですわ、父上。」

今のレイチェルには、こんなに自分を心配してくれているパパの愛も眼中にないようです。なんだか「だめんず・うぉーかー」でも読んでいるようです。お前らそんなにイケメンが好きか。

レイチェル「ヴェッティ様お願い。お待ちになって!ヴェッティ様、ヴェッティ様…」

そしてヴェッティは艦隊を引き連れてクレオの元へと向かいました。ところでスペシャルブログによれば今回の原画に河森正治が1カットだけ参加しているとのことですが、それはこの手描き艦隊のカットだったりするのでしょうか。

再び、ギルティの館

ギルティ「待っていたぞ…。」

ラルフの来訪に応じ、ギルティの館の扉が開きます。ちなみにここのセリフはいつも同じなので、おそらく入り口ドアの所で録音を再生する仕掛けがあるのではないかと思われます。

ラルフ「ギルティ様、お願いです。ヴェッティ様を助けてください。」

ギルティ「ほお…。双頭の鷲の運命(さだめ)が、動き始めたか…。」

ミシェルやクレオはこの逆境を跳ね返すことができるのでしょうか。そしてヴェッティの性欲が満たされる日は来るのでしょうか。

いよいよ物語は佳境に入るようです。


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