#12 落日のごとく…

2006.6.22作成
2006.6.24修正

開戦

静かにパイプオルガンの音色が響くなか、帝国や教団の衛士が整然と並んでいます。何やら儀式の前の光景のようでもありますが…。

ヴェッティ「静かだね…これから破壊の嵐が吹き荒れるというのに。」

すでに前方に艦隊が展開されています。ヴェッティは戦艦でなく一緒に出撃している領土艦の中に居るわけですね。以前の戦闘でもそうだったのですが、どう考えても領土艦を引き連れて戦うのって、弱点を押し出しているというか、将棋で言うと王将が前に出てくるだけのようでデメリットしか感じられないような気がするのですが、ルネッサンスな方々の感覚はどうもよく分かりません。

ラルフ「はい…でも僕はこの嵐の前の静けさが好きです。」

と言うラルフをヴェッティはなでなで。久々に女狂いのヴェッティから僕らのホモヴェッティに戻った感もあります。

コンラッド「間もなく、射程距離内に入ります。」

ヴェッティはオープニングよろしく、赤い薔薇をさっと前方に投げつけます。あとで誰が拾っているのかは知りません。

ジラード「撃ち方、始めぇっ!」

というわけでドンパチが始まります。当然、人民軍も領土艦が前に出てきています。いきなり総力戦です。

ミシェル「いよいよだ諸君。我ら平和の聖者たり得ずとも、せめて平和の戦士たれ!」

意味はよく分かりませんが、ミシェルのかっこいいセリフにしびれます。

B.B.「力でねじ伏せるあのやり方…相変わらずね、ジラード…。」

高機動艦隊

人民軍の激しい反撃にも「こざかしい真似を…だが、本陣が隙だらけだ。」とひるまぬジラードでしたが、そんなジラード艦に向かってくる相手がいます。

ジラード「何事だ。」
乗員「上方から、もの凄い速度で迫る戦艦が!」

上からやってきたのは、もちろんこの男です。

ジラード「来たな。ガラスの戦艦。ゆけいっ、高機動艦隊!」

このことを予期していた名将ジラードは、ただちに手を打ちます。

そして発進する高機動艦隊です。たった3隻ですが、1隻でも艦隊を名乗ったうえタイトルにまでしてしまうこのアニメでは、もちろんこれは艦隊です。

以下、この3隻とクレオ艦が激しいドッグファイトを繰り返したうえで、本田くんが頑張ったり不発に終わったり、アイメルが頑張ったり、相変わらず効果がよく分からないあおり返しをしたりと色々なシーンが繰り返されますが、当サイト的にキャプで面白さを再現できるシーンでもないのでざっくり割愛します。是非DVDでどうぞ(宣伝)。

で、結局のところこのドッグファイトは当然クレオが勝って終わります。

乗員「高機動艦隊、全滅です。」
ジラード「くっ…報告以上の強度ということか。追撃隊よ、ガラスの戦艦を足止めせよ!」

コンラッド「高機動艦隊が全滅致しました。」
ラルフ「ヴェッティ様…。」
ヴェッティ「さすがだね、クレオ…。慌てることはない。勝敗は見えている。」
コンラッド「ガラスの戦艦に惑わされるな。敵の狙いは攪乱にある。弾幕を厚くして、コート・ドールに近づけさせるな。」

ガンダム一機では戦争に勝てないのです。

これでいいのか人民軍

オヤジ「左翼が押されている。援軍を送るか。」
ミシェル「私が行く。後は頼む!」
オヤジ「おう!」

そしてミシェルは部屋を出て行ってしまい、司令室にはオヤジ1人が残ります。

オヤジ「野郎ども!人民の未来は、俺たちの手にかかっている。この戦いで自由を勝ち取るんだ!」

オヤジにしては立派なセリフなのはともかく、前々からもの凄く気になっていたのですが、人民軍の指揮命令系統っていったいどうなっているのでしょうか。まさか存在しないんでしょうか。これだけの軍隊を運営していて。まさに烏合の衆かも。

シルア「黒十字の神よ。どうかミシェル様の命をお守りください。」
ジャン「そして人民軍を勝利へとお導きください。」

敬虔に祈りを捧げるシルアとジャンです。これも前々からもの凄く気になっていたのですが、君たちは熱心に信奉しているその宗教が思いっきり敵方と癒着している事実にどう折り合いをつけているのですか。自民党に反対する創価学会(以下自粛)。

和睦の罠

報告「第5、第8艦隊が後退しました。第2、第6艦隊も、すでに半数が戦闘能力を消失しております。」
ヴェッティ「長引きそうだね。」
コンラッド「思いのほか、敵の抵抗が激しいようです。」
ラルフ「時間の問題だよ。」

コンラッド「閣下。いまもって我々の勝利は揺るがないものではありますが、このまま戦い続ければそれなりの代償を払わねばなりません。」
ラルフ「何がいいたいの?」
ヴェッティ「…和睦か。」
コンラッド「差し出がましいとは存じますが。」

ヴェッティ「よい。私も消耗戦は本意ではない。」

とても唐突に、なんだか悪霊が乗り移りでもしたかのような黒ヴェッティにチェンジしています。この分かりやすい演出が僕らの「ガラスの艦隊」ですね。

ヴェッティ「だがあのまとまりのない大衆主義者どもが交渉に応じるか?」
コンラッド「細工があります。」
ヴェッティ「いいだろう。ただし、」
コンラッド「ミシェル。そして王家の末裔を名乗るクレオとかいう輩は引き渡して貰います。」
ヴェッティ「いや、クレオは私が始末する。」

裏切り

混戦しつつ、なおも激しい戦闘が繰り広げられています。ミシェルも奮戦します。

ミシェル「友よ!勝利は我らにあり!」

指揮をしているヘクターの前に、男が耳打ちします。

ヘクター「…神聖皇帝軍から?」

先週から伏線が張られていた、ヘクターの裏切りフラグ発動です。

戦うことしか能のないクレオも、雑魚を相手に奮戦します。

クレオ「いつまで隠れん坊してんだ、ヴェッティ。」

探すまでもなく、少し目を遠くに向ければ多分そこにはでかい領土艦が向かって来ているようにも思えるのですがクレオ。ヴェッティも別に隠れているつもりはないと思います。

指揮をするオヤジの前に、ヘクターが現れます。

オヤジ「あ?ヘクター、お前、左翼の指揮は?」
ヘクター「ミシェルに任せました。それより戦況は?」
オヤジ「ああ、悪くねぇ。金しか出せねぇとか言ってた連中も、ケツに火がついて善戦してくれている。」

ヘクター「しかしこのままでは両軍とも力をすり減らし、和平への落としどころを失います。」
オヤジ「和平?馬鹿言ってんじゃねぇ!もう一息だってのに。」

へクター「しかし、すでに連れてきているんです。」

そこにはコンラッド本人が。展開はやっ! 手段も謎なら、さっきの帝国のシーンから何時間経過していたのかも謎です。

オヤジ「お…お前は。一体どういうこった、こりゃ?」
ヘクター「和睦がしたいそうです。」
オヤジ「和睦だと?何を今更!」

ヘクター「待ってください。ようやく貴族達が、我々と同じテーブルについてくれると言っているのですよ!」
オヤジ「っるせえ、どけや!」
ヘクター「私を殺したいなら殺せばいい。しかし、君は戦いを終わらせたくはないのかね?」

「テオドリック」という名前がどうも格好良すぎてキャラにまるで合っていないので、筆者は終始「オヤジ」で済ませていたテオドリックですが、今日は視聴者の葛藤を代弁してBパートに続きます。

なんだか今日は立派すぎるテオドリックですが、まあ蝋燭は燃え尽きる前にひときわ明るく輝くと言いますし(ネタバレ)。

乱戦

今日のレイチェルはいつもの海老ドレスでなく白鳥のドレスを着てしずしずと歩いています。

このシーンはこれから何度もカットバックして挟み込まれす。これは戦闘後のシーンを時間軸を入れ替えて戦闘中に挟み込むという米たにマジックの結果です。ただでさえ分かりにくい話なのに。

戦闘の中、クレオの目前の領土艦の中心がきらりと光ります。クレオを誘うためにヴェティが実際に居城をライトアップしている可能性もありますが(笑)、おそらくこれはクレオの心の眼がヴェッティの存在を捉えたということなのでしょう。

のび太「見つけた。ヴェッティはあの領土艦ブリッジにいるよ。」
アイメル「でも、うざいのがいやがる。」
クレオ「蹴散らせ。」
アイメル「はいよー!」

ミシェル「…クレオ!」

現在えらいことになっている本部からミシェルに帰還要請が来たものの、敵の中心に突っ込んでいくクレオを見てしまったミシェルは、帰還要請を無視してクレオの後を追います。

こいつら、つるんでやがる

オヤジ「やけに用意がいいな。」
コンラッド「こちらとしては君たちの希望通り、銀河全体にわたる貴族体制を緩める用意がある。」
オヤジ「けっ。口だけなら何とでも言えるぜ。」
コンラッド「講和条約の文書は公式なものだ。」

ヘクター「神聖皇帝と言えども、この条約を無視することはできません。」

すかさずコンラッドをフォローするヘクターであるわけですが、話の内容以前にすでに帝国側に着席しているのはどういうことだ。なんか、裏切りとかそういう以前の問題です。

オヤジ「どれだけ俺たちの希望を通してくれるってか?」
ヘクター「ですから、私たち人民軍幹部は全員、神聖皇帝軍の幹部に…。」
オヤジ「お前に聞いてんじゃねぇ!」

さすがの鈍感オヤジも、ヘクターのあまりの態度にブチ切れます。

コンラッド「我々の立場は対等。この銀河をどうするか、それは和睦後に存分に話し合えばいい。その一文もすでに条約に入っている。」

誰が聞いても後で反故にする気が満々の、何も決めていないも同然の条約です。

コンラッド「ただし、ミシェルの身柄はこちらに引き渡して貰う。」
オヤジ「何だとっ!?」

ヘクター「我々の目的を完遂するためです。ミシェルもわかってくれる筈です。」
コンラッド「なるべく早くご決断を。」
オヤジ「…てっ、手前ら、ぐるだな!」

それはヘクターが着席した時点で気がついているべきだと思いますが。

ところで、ここで皆様に大変に残念なことを述べなければなりません。

これはヘクターがいつ帝国側に寝返る段取りをつけていたのかということを考えると必然的に出てくる話なのですが…。

実はずっと以前から寝返っていて第9話で存在が明かされたスパイもヘクターのこと、という説もないでもないのですが、普通に考えれば、やはり先週のこのへんがターニングポイントであったと考えるべきでしょう。

そして問題のここで会っていた「捕虜」というのが、実は偽りに投降してきた帝国側の密使であった、と考えるのが常識的な結論であると思われます。

で、何が「大変に残念」であったのか、というのは今更言うまでもないことなのですが、つまり旦那様大閣下、コナカッタ…orz ということなのですね、要するに。

まあ、今週は出なかったものの今後別の形で出てくる可能性は閉ざされたわけではないので、引き続き、登場を期待したいと思います。まあ「ガラスの艦隊」は「常識」が通用するアニメではないし。

いいわね、いくわよ!

敵の砲撃を避けつつヴェティのもとへ突っ込むクレオは、ひとつ覚え必殺技「心臓抜き」の使用を宣言します。

久々にフルスペックのバンクシーンを中心に「心臓抜き」の全プロセスが流れます。

すなわちクレオが宣言し、アイパッチが出力を上げ、のび太がソレイユの位置を確認し、本田くんが王家の紋章を発射し、アイメルが変形と操鑑をして突っ込みます。

今更ながらこの必殺技はクレオは何もしていない5人全員の息が合っていないといけないことが分かります。ゴレンジャーストームみたいなものですね。

当然のごとく王家の紋章はヴェッティの居城の皇帝の紋章に重ねがけされ、クレオが突っ込んできます。

ラルフ「…ヴェッティ様。」
ヴェッティ「待っていたぞ、クレオ。」

直前でのび太が「…あ、まずい」と気がつくものの、そのまま艦は突っ込みます。…が、貫けずに中折れ停まってしまいます。

ミシェル「突き抜けないだとっ!? …クレオ!」 ミシェルも不満顔です。

そしてアンカーが次々に打ち込まれ、クレオ艦は召し捕られてしまいます。

アイメル「駄目だ!身動き取れないよ!」
アイパッチ「どういうこった、こりゃ!」
のび太「罠だったんだよ。ヴェッティは、こっちが突っ込んでくる角度を解析させて、そこを補強して待ちかまえていたんだ。」

でも実のところ、いかにクレオの超科学艦でも、領土艦みたいなものを貫通できるとは最初から考えにくいのですが…。角度とか補強とかの問題じゃなくて。それとももしかして領土艦って、たとえ大地や河が表面にあっても中はスカスカなのかなぁ。

クレオ「野郎。なかなか戦(いくさ)知ってんじゃねぇか。」
アイメル「どうすんのさ!」
のび太「ミシェルから通信だ。すぐ近くまで来てるって。」
クレオ「よし。お前らはミシェルと船を出す手段でも考えてろ。」

アイメル「どこ行くのさ!」
クレオ「…けりをつけてくる。」

いよいよ再び、ヴェッティと熱く剣を交える時です。

もう引き返せないんだぁっ!!

オヤジ「交渉は決裂だ!」
ヘクター「待ってください。我々の目的はいくさに勝つことではなく、貴族主義を打破することな筈です!」
オヤジ「勝ってすべてをひっくり返すんだ!」
ヘクター「我々はすでに勝利しているんですよ!」

オヤジ「お前はもう同志じゃねぇや! 目障りだ!」

オヤジはヘクターを払いのけて、去ろうとします。

去ろうとするオヤジを、ヘクターは後ろから刺してしまいます。やっちゃいました。オヤジの肉体を貫通するとは非力なヘクターにしては大したものです。

ヘクター「あなたが…あなたがいけないのですよ。」

クレオは雨あられのように降り注ぐ敵の矢を華麗に払いのけつつ、ヴェッティのもとに急ぎます。

正直、ここしばらくのハードな展開に、ギャグアニメ扱いするのを躊躇しないでもない筆者がいるのですが、それでもこうして不意に視聴者の笑いを誘うシーンが挟みこまれる「ガラスの艦隊」です。

コンラッド「これで交渉成立だ。」

ヘクター泣きます。もはやどう考えてもこのアニメでは悲惨な末路しか待っていない己の立場を自覚したのでしょうか。

そしてクレオは衛兵を蹴散らして、ヴェッティのもとへ辿り着きました。

クレオのピンチ

おことわり:

先にも述べましたが、今回、時系列を前後させて戦争後のシーンを戦争中のシーンに細かなカットバックで挟み込むという演出を行っています。カットバックは映像作品ではしばしば効果的であり本作もその例に漏れませんが、このページでそれを再現するのはちょっと無理なので、これから先、カットを放映順でなく時系列順に並べ替えてあります。あらかじめご了承ください。

ヴェッティ「やっと会えたね。」

クレオ「待たせたな。」

2人は剣を抜いてつかつかと歩み寄り、そして互いに駆け寄って激しく剣を交えます。

今回は第4話とは違って2人の衣服は飛び散りませんでしたが、代わりにクレオの前髪がえらく寂しいことになっています。

ヴェッティの推定年齢からも、クレオの年齢は20代後半から30代前半であると思われるのですが。クレオ…。

光る宇宙

光るソレイユ(謎)のタンクを背後に、2人は激しく切り結びます。

ヴェッティ「きみは所詮『風』! 風はただ、吹き抜けるのみ!」
クレオ「風はやがて嵐を呼ぶ…。」

ヴェッティ「こうして我々が戦うのも、銀河の運命(さだめ)。そして私が勝つのも銀河の運命! 君はその運命には逆らえない!」

ヴェッティの右眼(謎)も怪しく光ります。美内すずえ「ガラスの仮面」の驚愕時の演出をしているわけではありません。

クレオ「しゃらくせぇ!」

ヴェッティの右眼と対になっているかのごとく(謎)、クレオの心臓も光り輝きます。

クレオ「この銀河にはなヴェッティ…。お前の哲学なんざ思いもよらねぇことがあるんだぜ…。」

挑発に乗ったためか大振りをしたヴェッティに、クレオは「待っていたぜ…この一撃…」とつぶやきます。

そしてクレオの剣が一閃し、ヴェッティの剣をへし折ります。ヴェッティの剣の柄にあしらった薔薇も散ります。

まるでこの薔薇が本体であったかのごとく、ヴェッティはそのまま脱力して呆けて両膝をついてしまいます。

飛んでいった剣の刃先がタンクの上のどこかに当たったらしく、ソレイユ(謎)が雨のように降り注ぎます。

クレオ「お前の負けだ、ヴェッティ…その首、頂くぜ…」

クレオ最大のピンチ

クレオ「てっぺんに立つのはこの俺だ…。俺が一番だ!

クレオはヴェッティを仕留めるべく剣を振り上げますが、

ところがなぜかクレオは唐突に苦しみ出し、剣を落としてしまいます。この瞬間、何が起こったのか視聴者にはまったく分かりません。この謎はいずれ明かされるようにも思えますが、なんだか明かされずに終わるような気もしてきました。

画面からうかがい知ることができることの可能性は、やはりソレイユの浴びすぎでしょうか。第8話で示されたクレオの「ソレイユの位置を知る超能力」は、ソレイユアレルギーである王家の人間にのみ備わった危険回避のために発達した能力ということなのかもしれません。

クレオが落とした剣を拾い、今度はヴェッティが勝ち誇ります。

ヴェッティ「運命とはむごいものだ…。勝てる者と勝てない者、覇王になれる者となれない者を、選択する。君は未来永劫、私には勝てない。私こそがただ1人、この銀河の覇王なのだから!」

そしてヴェッティは、クレオを深々と剣で貫きます。シルエットからも明らかに貫通してます。

なかなか死なない

ヴェッティ「風は嵐を呼ばなかったようだね…。」

しばしば俗に「左胸にある」とも言われる心臓の位置は、実際には左右の肺の間の「中央やや左寄り」にあるわけなので、この位置だと傷は心臓に達しているように見えなくもないのですが、それでは話が終わってしまうので、これは「やや右にそれた」としておきましょう。ヴェッティにしては詰めが甘いことです。

そして「ふんっ!」とトドメをさすべく剣を振り上げるヴェッティですが、

これは駆けつけた王子様ミシェルにより果たせませんでした。

ヴェッティ「ミシェル!」

ミシェル「アイメル!クレオを頼む!」
アイメル「ああ!」

遂に、ミシェルがその剣の実力を僕らの前に見せる時がやってきたのでしょうか。

人民軍の敗北

コンラッドとヘクターの密約により、停戦の花火が上がります。

B.B.「…こ賢しい。コンラッドが考えそうなことね。…諸侯に伝令を。」

ストーリーには何も関係がないのですが、B.B.おつきの兎娘が意外な爆乳であることが分かります。

オバサン「停戦?どういうことだい?」

ジラード「コンラッドめ…余計なことを…」

B.B.の領土艦は戦場から離脱します。あっさり人民軍の同盟は解消されたようです。

B.B.「さよなら…風のぼうや…」

そして僕らのミシェルも、あっさりヴェッティに負けていました。やっぱりヘタレです。

ヴェッティ「風が散り、君を手にする。今日は特別な日になりそうだ。」

そこへ花火の音がぽんぽんと響いてきます。

ミシェル「!?」
ヴェッティ「停戦の合図だよ。」
ミシェル「停戦…?」

他の3人が帝国軍兵士を押しとどめるなか、重傷のクレオを艦内に運び込んだアイメルは脱出ポッドにクレオを乗せようとしているようです。

ポッドは5つしかないようですので、ミシェルが乗っている時であれば全員は逃げられないようです。

アイメル「頑張れ!必ず助けてやるからな!」

しかしそこに「居たぞ!」と帝国軍の兵士がなだれ込んできます。

そしてクレオ艦で爆発が起こります。クルー全員がどうなったかは、さらに今後の展開を待たねばなりません。

※とはいえぶっちゃけ、全員捕まったことがアニメ誌で明らかになってはいるのですが。

ヴェッティの勝利

戦闘中にカットバックで挟み込みながら、今回のラストシーンは展開されました。

内容からも明らかにヴェッティが勝利した後、しばらくたってからのシーンであることが分かります。

白鳥のドレスを着て佇むレイチェルの目前に、巨大なヴェッティの領土艦が迫ってきました。

ヴェッティの領土艦に比べると、とても小さいゴルナの領土艦です。

ゴルナ「黒十字の神よ。我を愛し給いごとく、汝らを我が愛に居(お)れ。汝らもし我が縛め(いましめ)を守らば、我が愛に居(お)らん。」

そしてゴルナは金と銀の鍵を取り出し、謎の機械に差し込みます。

ゴルナ「我、黒十字の神の縛めを守りて、その愛とするがごとし。」

あらかじめ緻密に計算していたとしか思えない構造で領土艦がぴったりくっつきます。もちろんこれはヴェッティとレイチェルの結婚式であるわけです。ちんことまんこのメタファー

思えば全国の視聴者の度肝を抜いたあの衝撃の第1話の結婚式は、このシーンの描写のためにあったと思えなくもありません。

ちなみに第1話を第1話たらしめたあの奴隷動力は今回も画面には出てきませんが、普段の動力を奴隷で賄っているかどうかには疑問の余地があるものの、今回のコレは「儀式」であることから、象徴的な意味としても間違いなく奴隷動力が使用されていると思われます。画面には出てきませんが。

さらにゴルナは王冠を取り出します。どうやら結婚式と戴冠式を一度にやってしまうようです。

今回は誰も「異議あり!」と唱えられる人間はいないので、無事に式は執り行われました。

帝国軍のコピペ艦隊が祝砲を撃ちます。

こうして「ガラスの艦隊」第1クールは、ヴェッティの完全勝利で終わりました(次回は総集編です)。

終わってみればキャラクターの掘り下げという点からも、第1クールがヴェッティのためのクールであったことは明らかでしょう。

とりあえず全2クールである予定の「ガラスの艦隊」なので、きっと第2クールは王家の過去を中心にクレオを掘り下げる展開になるのではないかと予想しています。ていうかクレオはこのままじゃただの馬鹿だし。

帝国の大勝利、人民軍の暗雲、結婚式…というわけで何だか「スターウォーズ」エピソード2や3のラストを思い出した筆者なのですが、いくらなんでも「ぬいぐるみ軍団に帝国が負ける」みたいなオチにはならないとは思いますので、引き続き、先を楽しみに視聴を続けたいと思います。


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