#10 ドリフ悪鬼のごとく…

2006.6.7作成
2006.6.10修正

アバンタイトル

いつものようにミシェルの独白で始まるアバンですが、今回、作画がいつもよりアレでナニであることを視聴者に予告するかのようなミシェルの表情です。筆者は「ファンタスティック・プラネット」を思い出しました。

なんだかGUN道MUSASHIが視野に入ってきたような気がしないでもありません。

武装解除

クレオの艦は中立地帯バルドー領に着陸し、ミシェル・クレオ・へクターの3人は出迎えを受けます。

さらにここのしきたりを知っていたミシェルは、ただちに衛兵に自分の剣を預けます。

しかしクレオは剣を預けようとせず、のみならず衛兵が自分の艦に乗り込もうとするのを見て、制止しようとします。

クレオ「待て。俺の船に指一本でも触れてみろ。お前ぇら、生きちゃいねぇぞ。」
ミシェル「クレオ!」

しかしいくら俺イズムのクレオでも、わざわざ自分から訪れた客の身で、そんな我が儘が通じるわけはありません。

オヤジ「一切の武力は御法度につき、この艦は我々の管制下に置かれます。皆様方の剣も艦も、当領地でのすべての案件が終わり次第、お返し致しますゆえ、どうかご容赦を。」
クレオ「…ちっ。」

クレオはおとなしく剣と艦を渡してバルドー領に入ります。

降りしきる雪の中、一行を乗せた馬車はバルドーの城へと向かいます。しかしどうやらこの雪ではバルドー自慢の葡萄畑は全滅のようです。

ヴェッティの交渉術

ミシェル一行が近づく中、すでにヴェッティはB.B.との交渉のテーブルについています。

ヴェッティ「遠からず大きな戦になります。」
B.B.「あら。どうしてお分かりになって?」
ヴェッティ「人民軍が平和を望まないからです。」
B.B.「まぁ…恐ろしいこと。」

ぬけぬけと述べるB.B.ですが、本日のこの衣装はどうやら「蛇」をモチーフにしているようです。ポケモン・アーボックと言った方が通りが早いかもしれません。

ヴェッティはジラート提督を出撃させると伝え、「人民軍の激しい抵抗は容易に予想されます。たとえ御身が中立を盾に戦火をかわそうとも、さて、無事でいられましょうか…。」とB.B.を脅します。
B.B.「戦火を逃れるのは簡単なことよ、ヴェッティ…。あなた方が戦わなければ良くってよ。」
ヴェッティ「そうはいきません。」

そこへミシェル一行が到着します。B.B.は「…すこし、席を外してくださる?」と2人を退出させ、さらに待合室のミシェル一行を迎え入れます。

ちょ、ちょ。おまw

画面や前後のシーンから判断するに、どうやらこの控室はこんな構造になっているようです。

ヴェッティらがB.B.の部屋を出て控え室に入った(1)後に、別の控え室にいたミシェルらがB.B.の部屋に入って(2)ドアを閉めるのとほぼ同時に、廊下のヴェッティ側のドア(3)が開いています。

スタッフB.B.は悪ふざけのし過ぎのように思えますが、このように互いに顔を合わさないように複数のグループを招き入れる仕掛けというのが、外交に長けたB.B.の交渉術の妙なのかもしれません。

以後、双方が互いに顔を合わさず出たり入ったりするという冗談のようなシーンが何度も続きます。30歳以上の方であればたちどころにドリフターズを思い出す所ですね。

ガラスの艦隊が宝塚あたりで舞台劇化された場合には、観客席から「ミシェル、後ろ、後ろ!」と声が飛ぶこと必至です。

貢ぎ物

ミシェル「はじめてお目にかかります。ミシェル・ヴォルバンと申します。こちらはへクター、そしてクレオです。」

さらに人民軍からのB.B.に対する貢ぎ物が運ばれてきました。

へクター「これは、カベル領の湖水地方でのみ取れる魚介の数々です。バルドー公に是非ご賞味いただきたく、持参いたしました。」

第7話のオバチャン魚にも勝るとも劣らないまずそうな魚介類です。どうも人民軍の嗜好はよく分かりませんが、外部の人間として止めるべきだったのではクレオ。

B.B.「…あたくし、生臭いものはいただきませんの。」

当然、B.B.はこれを華麗にスルーします。外しまくりです。恋愛ゲームであればB.B.の好感度がダウンしている所ですが、心やさしきB.B.は別に気にしてはいないようです。

控え室にて

コンラッド「バルドー公は、まだ過去に拘泥しておられるように見受けられますが…閣下はどう思われます?」
ヴェッティ「カシス、チョコレート、プラムなどの香り…残り香が長く続く…」
コンラッド「閣下…」

ヴェッティはコンラッドを無視してワインのテイスティングをやっています。さすがのコンラッドもムカツキ呆れ気味です。

ヴェッティ「自分の値を吊り上げようとしているだけさ…。」

相手をなめくさっているとはいえ、とりあえずヴェッティのこのB.B.評はまあ当たっています。

傍に露出の高いB.B.ボーイズが控えていますが、まぁ外交の礼儀として、主人の悪口など聞いてもあとでご注進などはしないのでしょう、たぶん。

ミシェルクレオの交渉術

そしてミシェルらも交渉のテーブルにつきました。

へクター「これ以上、民の疲弊を看過するわけには参りません。神聖皇帝軍の圧政を覆すため、是非、バルドー公にもご賛同を頂きたいのです。」
ミシェル「…バルドー公。どうかお力添えを。いくさが起きれば、あなた方とて無傷ではいられない筈です」

ミシェル「お願いです。人民軍に、あなたの力をお貸し下さい! あなたは銀河のこの現状を見て、何も思わないのですか?」

ルネッサンスな台詞を吐くミシェルに対しても、B.B.は相変わらず横を向いてぷかぷか煙草をふかしているだけです。

へクター「協力していただければ、相応の報酬を考えておりますが」 (←今週のへクターの「いま考えているんです」)

クレオ「あんた、ヴェッティに捨てられたんだってな?」

ミシェルとへクター「…!」

クレオ「すました顔しちゃいるが、結局、男に捨てられたんだろ?」

ミシェル(小声で)「クレオ。」
へクター(小声で)「いまはそんな話をする場ではないんですよ!」

言っていることは下品ですが、B.B.の関心をこちらに引くことには成功したようです。

B.B.「…貿易宙域の支配権益のすべて。」

ミシェルとへクター「…!」

B.B.「神聖皇帝軍に勝ちたいのでしょう? …譲れませんわね?」

クレオ「言うねえ、あんた。(2人に)おい、足下見られてんぞ…。いいだろう。くれてやるぜ。
へクター「クレオさん!」
B.B.「あーら、素敵なお返事ですこと…。」

どう見てもそんな権限はないクレオのハッタリ君ぶりにしびれます。

ミシェルはやおら立ち上がると

「バルドー公、しばし席を外させてください! その間、このお返事は保留とさせて頂きます。」

とB.B.に述べたうえで

クレオの首根っこを掴んで部屋を出て行こうとします。やっぱりギャグアニメですよね、これ。

ミシェル「こい!」
B.B.「構いませんことよ。良いご返事、お待ちしておりますわ。」

ミシェル一行が退出するタイミングに合わせて、B.B.は天井の紐を引いて合図をし、控えていたヴェッティらを迎え入れます。

いちいちGIFアニメにはしませんが、さっきと同じパターンで2組が入れ違いになります。

やっぱりギャグアニメですよね、これ。

控え室にて(2)

ミシェル「いったい、何を考えているんだ!」
クレオ「ぬるいんだよ。相手の腹の中探ったって、真っ黒なだけだ。」
ミシェル「ほかにも貿易商はいるんだ。彼らが黙ってはいない。」
クレオ「だったら新しい貿易宙域作りゃいいだけだろ。」
クレオ「そんな単純な!」

へクター「…いや。クレオさんの言うことにも一理ありますよ(中略)ミシェル。この際、いかなる条件も受け入れましょう。我々の目的は、神聖皇帝軍に勝利することではありませんか。」

珍しく軍師らしいことを言ってますへクター。せかさなければ、案外使える男なのかもしれません。

B.B.の交渉術

B.B.「欲しいのはあたくしの名前とお金。はっきり、おっしゃいな。」
ヴェッティ「欲するのはそれ以上のものです。」
B.B.「たとえば?」
ヴェッティ「平和です。」

ヴェッティの白々しさの前に、さすがのB.B.もむせて吹き出します。

B.B.「あらやだ。あなたがそんな言葉を口にするなんて。来年は凶作かしらねぇ。あっはっははは…。」
ヴェッティ「笑いごとではないのですよ。」
B.B.「…あら、これは失礼。でもねヴェッティ。バルドーが神聖皇帝軍についたとして、あたくしに何のメリットがあるのかしら?」

(中略)

B.B.「あら、ごめんなさい。分かりにくかったかしら? …あたくしの欲しいものを用意して下さるの?」
ヴェッティ「いいでしょう。お望みのままに。」
B.B.「そう…」

B.Bはそれを聞くと、おもむろに懐剣を取り出し、コンラッドに投げつけて渡します。

B.B.「あなた、今ここでヴェッティの首を切り落としてちょうだい。」

今でもむちゃくちゃ恨まれてますがなヴェッティ様。女を踏み台にしてのし上がるヴェッティ様のイケメン人生計画は、すでに破綻しまくっているような気がします。

B.B.「あっははははは…う〜そ♪ いりませんわよ、そんなもの。」

2人が肝を冷やしたのを見て、B.B.は溜飲を下げたようです。

B.B.は改めて「貿易宙域の権益すべて。」という条件を突きつけます。人民軍に出したのと同じ条件ですね。

ヴェッティ「それは大きすぎる。」
B.B.「でしたら、もう話すことはないわ。」
コンラッド「しばし、検討の猶予を。コートドールに持ち帰り、協議のうえお返事を。」
B.B.「皇帝自らがここに来ているのに、あなた即答の権限もないの?

ぐうの音も出ませんヴェッティ。B.B.素敵すぎ。ヴェッティが黙ってしまったのを見て、B.B.は「…お客様をお送りして。」と追い返しにかかります。

ヴェッティは「別室にて、検討して参りましょう。」と退出します。

今度は再び、ミシェルたちの番です。

締結書

ミシェルたちが部屋に入ると、すでに机の上に立派な締結書が並んでいます。驚くミシェルたち。

恐るべき手際の良さです。B.B.は待ち時間も何もなく双方の相手をしていることから、これはこっそり裏方で誰かが作業していたのでない限りは、あらかじめ作って用意してあったとしか考えられません。

まあ、一方的なB.B.側の条件を呑ませることしか意図していなかったのであれば、あらかじめ書類を作って用意しておくのは別に難しくはありませんが。もちろん神聖皇帝軍と人民軍の双方の分を作っておくだけの話ですね。

B.B.「全権益はバルドー領のものとします。合意ならば、締結書にサインを。」

視聴者もB.B.に翻弄されつつ、Bパートに続きます。

条約締結

一方コートドールでは、薔薇の花など愛でながらヴェッティのことを思い出して悶々としていたレイチェルの前に、ラルフがやってきました。

こっちはこっちで、女の戦いの開始なのでしょうか。

B.B.の出した締結書は、2つに割れるようになっている書面に蝋を流したうえで、それに2人が拳印を捺したのちに2つに割くという仕組みのようです。

なかなかルネッサンスな仕様です。

B.B.「あなた方の勝利を祈ります。今日のこの日が互いの幸福をもたらさんことを…。」
ヴェッティ「ありがとうございます。」

机の上の書面に蝋の跡がないのが不思議ですが、ともあれB.B.の後ろ盾を得たことは、人民軍にとって大きな前進です。

B.B.「あなた方、戦争以外の手段を検討したことは?(中略)戦争は消耗するばかり…非生産的も甚だしいこと。」
へクター「おっしゃる通りです。本来、武力に頼ることなく、和睦の道を探ることこそ、人民を率いる我々の使命と、つねづね考えております。」
ミシェル「しかし安易な和平に甘んじては、失うものもありましょう。」

B.B.「いくさを選択するものが言うことは、いつの世も同じですよねぇ」
ミシェル「我々の戦いを否定するのですか?」
B.B.「いいえ。それぞれの主張があまりにも似ているので、おかしいのです。」

ミシェル「それぞれ…? 誰かすでに接触していますね? 私たちと同じ目的で。」
クレオ「ヴェッティだな!」
ミシェル「やめろ。クレオ」

なんだかすっかりクレオの手綱を取っていますよ、ミシェル。

B.B.「あたくしも、民を食べさせねばならぬ身。よりうるおうのはどちらか、興味はそこにしかありません。戦争をやりたいならおやりなさい。ただし、あたくしの葡萄畑を荒らしたら、そのときはお覚悟を。

先ほどのヴェッティとのやりとりは見ていないミシェルたちでしたが、B.B.の迫力に、思わず気圧されます。

ホモが嫌いな女子なんかいませんっ!

締結書の半分を持って「…では、ごきげんよう。」と去ろうとするB.B.でしたが、そこをクレオが呼び止めます。

クレオ「待てよ。ヴェッティは何と言ってきた?」

B.B.「なにやらヴェッティ・スフォルツァにご執心の様子。何ゆえですの?」

クレオ「わからねぇ。ただよ、奴は俺をたぎらせる。

B.B.「あら、素敵♪」

クレオ「あんたも奴と剣を交えてみりゃあ、分かる。」

過去にヴェッティと身体を重ねたことがある筈のB.B.に対してまでそう言いますかクレオ。あるいはこのクレオの言葉は「ヴェッティの魅力が分かるのは俺だけ」男と男の愛の奥深さをあらわしているのかもしれません。

B.B.「あなた、ヴェッティ・スフォルツァをどうしたいのです?」
クレオ「けりをつける。」
B.B.「それだけ?」
クレオ「ああ、それだけだ。」

B.B.「あーら、それだけ…♪ ムッシュ・ヴォルバン。面白いパートナーをお持ちですこと。」

実に楽しそうですB.B.。

レイチェルもホモスキー?

ラルフ「お願いです。どうかヴェッティ様と結婚してあげてください。」
レイチェル「わたくし、道化と契るほど愚かではありません。」
ラルフ「ヴェッティ様は道化なんかじゃありません!」

ラルフはうっかりレイチェルの持つ薔薇を握りしめてしまい、手を切ってしまいます。今回、とうとうラルフの作画が結構崩れてしまったのですが、それでも痛みを堪えるラルフの姿はキュートです。

ラルフ「ヴェッティ様のような想いの伝え方もあるんです…。」
レイチェル「あなた、あの方のなんですの?」
ラルフ「ぼくのことは、どうでもいいんです。ヴェッティ様には、あなたが必要なんです。」
レイチェル「どうして…?」

ラルフ「僕じゃ、駄目なんです…。」
レイチェル「愛しているのでしょう? 自分を、偽っていますね?」

単に厄介払いがしたいだけかもしれませんが、男であるラルフをそそのかしてどうしようというのでしょうかレイチェルは。もっともあるいはこの世界は、男同士の結婚が認められているのかもしれません。

ラルフ「どうか、ヴェッティ様との結婚を承諾してください。きっとあなたにもヴェッティ様の素晴らしさが分かります! 結ばれて始まる愛もあります。」

それはまさしく小池一夫流ですが、もしかしたらラルフも最初はヴェッティにレイプされたのかもしれません(←妄想)。ラルフはそのままレイチェルのもとを走り去ります。

苦いワイン

ミシェルらを送り出したB.B.は、ヴェッティらにワインを振る舞います。

B.B.「乾杯につきあって下さる?」
コンラッド「…と、いいますと?」
B.B.「素敵なことがありましたの。あなた方には言えないけど。」

ヴェッティは自分らと一緒に来ていた別の来客の存在を思い出し、そして交渉が不首尾に終わったことを知ります。

ヴェッティ「言い値で、あなたを買ったものがいるわけだ…!

ヴェッティ「次にあなたが飲むのは、血のワインになりましょう。」
B.B.「…それは楽しみだこと。でも我がバルドーワインには、到底、及ばなくってよ。」

ヴェッティは飲み干したワイングラスを床に落として割ると、クレオを追うべくいきなり出口に駆け出します。

コンラッド「閣下、お止めください、閣下!」

ヴェッティのその行動はB.B.ボーイズに制止されますが、そもそもクレオらはもういません。ていうかその中央のドアの向こうにはもともとクレオはいませんが。

B.B.「お客様がお帰りです。ではごきげんよう。」

今週のハイライト

クレオらを乗せた馬車は、B.B.の屋敷を後にします。

屋敷の外壁沿いに進むクレオの馬車ですが、前方から別の馬車がやってきました。

それは、同じく帰ろうとするヴェッティの馬車でした。

つまり、図にするとこういうことですね。

このクラスの屋敷なら東西(別に南北でもいいです)に別の門と駐車場があるのは疑問はないものの、なぜわざわざお互いを遠い方に停めさせるのか…。

どう見てもB.B.の悪巧みですが、ここはひとつ、実はヴェッティの前にいた来客がヴェッティ到着時には西の駐車場を使っていたということにしておきましょう(笑)。

ともあれ、これから約1分半、セリフがまったくなくBGMで盛り上げる緊張のシーンが長く続きます。

作画的には結構アレでナニであり、特に馬の作画に関しては2ちゃんスレで話題が沸騰していたりするのですが、ここではそれ以外の点に焦点を当てて、少し多めにキャプをしておきましょう。

クレオ「…」

ヴェッティ「…」

すかさずオープニングのあのカットを再現すべく腰の剣を抜こうとするクレオでしたが、今更ながら、剣は没収されていたことを思い出します。腰に手を当てるまで忘れていましたかクレオ。

クレオよりは賢いヴェッティは、同乗している衛兵の剣を奪おうと思いついたようでしたが、どうやら衛兵は剣を隠しているか、最初から持っていないようでした。

ミシェルと、ついでに御者を務めるオヤジは固唾を飲みます。

進行方向に背を向けているうえ振り返っているわけでもないへクターは、固唾を飲んでいるわけではなく、どうやら「クレオがまたおかしな仕草をしている」とでも考えているようです。

そしていよいよ馬車は至近距離ですれ違います。ええいっ、剣などなくてもこの裸の拳で…と当然2人は考えるところですが、

そんなヴェッティの行動は「がしっ」とコンラッドに腕を掴まれて制止され、

クレオの行動はミシェルに腕を掴まれて制止され、危うく惨劇を免れました。

コンラッドとミシェルの、息の合ったコンビネーションプレイの妙です。

そしてすれ違う2台の馬車でした。2車線の道路じゃないんだからそもそももっと車間距離を保てよ、とは誰しも考える所です。

それを見下ろすB.B.です。やはりこの不可解な馬車の動きは、主人を愉しませるべく意図的にやっていたようです。

そして何ごともなかったのごとく無言で馬車を走らせる双方でした。

ところで公式サイトのネタバレによると、どうやら物語は終盤で「クレオとヴェッティが手を結んでさらに巨大な危機に立ち向かう」という感じの展開になるようです。

正直「このネタバレは早すぎるなぁ。もう遅いけど」と思わざるを得ないのですが、それはそれとして、いずれは今日のことも皆の語りぐさになるのでしょう。

特にコンラッドとミシェルに関しては、2人が酒でも酌み交わしながら「いやあ、あの時はどうなることかと」「お互いバカを主人や相棒に持つと苦労するよね」とかいった会話がなされるように思えてなりません。

政教分離の原則は無視ですか法皇様

祈りを捧げるレイチェルに、ゴルナは政略結婚の意義を語ります。レイチェルのあのふくらんだスカートは強いスプリングが入っていると思ったのですが、よくひざまずくことができるものです。画面ではよく分かりませんが。

ゴルナ「これが政略結婚だという非難は甘んじて受けよう。『愛のない結婚』にお前が躊躇する気持ちも分かってはいるつもりだ。」
レイチェル「では、なぜ…それほどまでに神聖皇帝との結婚を望むのです。」

ゴルナ「お前の幸せは、宇宙全体の幸せにつながるからだ…。」
レイチェル「わたくしの幸せが…。」
ゴルナ「民を導く指導者には二通りある。1つは権力を行使する者。もう1つは、教えや祈りで民の心のよりどころとなる者。この2つの要素が1つとなったとき、人々の命と心が護られる…。」

ゴルナ「お前が神聖皇帝に嫁ぎ、ゆるぎない幸せを手にしたとき、この宇宙に生きる者すべてを護ることに他ならないのだ…。十字聖教を司る私の責任と義務の前では、娘の幸せを願う親の思いさえ宇宙全体の安寧と結びつかねばならぬ…。」

異教徒の存在は無視ですか法皇様。

ゴルナ「だが、はっきりしていることが1つ。それは私が娘を愛し、娘の幸せを願う小心な父親でもあるということだ。この願いだけは分かって欲しい…。」

でも何だかんだで、レイチェルがあくまで我を通して断っても構わなそうな感じです。パパ大好き!

あたくしの葡萄畑を荒らすもの

帰り際にヴェッティは、自艦から花火を打ち上げます。

この世界では花火って降伏のサインだったのでは…と誰しも考える所ですが、

部下「ヴェッティ閣下茣蓙船(ござぶね)より、赤色花火を確認しました。」
ジラード「交渉は不発というわけか。…ふ。ならば乾坤一擲の一撃を放ってやろうではないか。」

あらかじめ取り決めていたルネッサンスなサインにも使えるようです。なぜ穿孔テープ通信を使わないのかは分かりません。

ただちにヴェッティ艦隊は砲撃をお見舞いし、ヴェッティ艦の送迎艦は破壊されます。続くシーンでは残骸すらありません。

さらにバルドー領土艦に対しても砲撃がなされ、葡萄畑は滅茶苦茶です。あれ、あれだけ降っていた雪は…?

B.B.「…ふ。変わらないわね、ぼうや。」

へクター「何ごとでしょうか?」
クレオ「やってくれるじゃねーか。ヴェッティさんよう…。」

オヤジ「中立地帯の協定を破っている。神聖皇帝ともあろうものが!」

しかしさすがにこんな所で本格的に戦を始めるわけではなく、これは単なる置き土産であったようで、砲撃をしつつ去るヴェッティの艦隊でした。

ヴェッティ「食えない奴らだね。」

そりゃあんたのことやろ、とも視聴者に思わせつつ次回に続きます。

タイトルの「悪鬼」というのはヴェッティのこの所業を指しているのでしょうが、正直、それほど人民軍のために精力的に動くようにも見えなかったB.B.を完全に敵に回してしまうとは、やはり単なる甘ちゃんにしか見えませんヴェッティ。

それとも「悪鬼」というのは、仕掛け部屋や馬車の運行でイケメン2人を手玉に取るB.B.のことだったのでしょうか。

次回予告

レイプ犯キターッ!


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