#06 道化のごとく…

2006.5.10作成
2006.6.1修正

よいこのおやくそく:

今回、作画がところどころちょっとアレでナニな所がいつもより多く見受けられますが、ひとつ暖かい目で見守りましょう。

あにうえ…

というわけで先週の続きから。

男を「あにうえ…」と呼ぶミシェルに対して、男は「人違いでしょう…私にはきょうだい(兄弟/兄妹)はおりません」と言います。

それでも先週まで肩を貸していた男を放っておいて、あにうえの肩を貸すミシェルに、クレオ不機嫌です。

礼を言うカーズに対しても「…目が笑ってねぇんだよ。」と不審の目をむけます。

まあ確かにこういう目をして別れるのですが。

ミシェルが連れてきた兄激似な男を見て、執事とメイドの2人組も驚きます。

シルア「み…ミシェル様!?」

この構図だと「ミシェル様、この方は!」という意味でミシェルに語りかけているのではなく、この男が「ミシェル」という名前であるようです。ミシェルたんは兄の名前を名乗っていたということなのでしょうか。これがいつものガラ艦マジックです。ちなみに本編では一度も名前を呼んでいませんが、EDによれば兄の名前は「ジル」というらしいです。どっちなんだ。

しかし男はこの2人も知らないと言います。
シルア「そんな…私ですっ! シルア…シルア・萌え・シルバネールです。」

ここでジャイアンが「…長ぇ。」とかいうギャグをかましていたりもしますが、それよりも筆者としては、一体何年前に兄上と生き別れたという設定でいまシルアたんが何歳なのかの方が気になります。

負傷者全員を収容し、さっそくクルーは残された貨物船の略奪にかかりますが、そんな中、すでに連中を疑っているクレオは本田くんを呼び止めます。

本物の兄かどうか確かめるべきです、という2人組に対してミシェルは「この身は自分ひとりのものではない。私、ミシェル・ヴォルバンは人民軍を率いる立場だ。いま私がすべきことは、一刻も早く人民軍のアジトへ戻り、ヴェッティ率いる神聖皇帝軍を倒すことだ!」と言い張ります。珍道中のなかでもひとり立派ですミシェル。

しかしそんな強がりを言うミシェルも、1人になると「…あにうえ」とつぶやきます。

左は回想シーンで兄上とフェンシングをする幼きミシェルたん。あくまで性別を確定させまいとする微妙なカットです。普通に見れば女の子ですが、このアニメにはラルフきゅんもいるので、これだけでは女性と断定できません。

ポエム返歌

その頃、皇帝の宮殿では…。

ラルフ「きたよ♪ 仮面の女から。」

ヴェッティ「読んでみてくれるかい?」

夢見るまれびとよ、私の面(おもて)を知らぬひと。
珠(たま)欠けること、いらうひと。
でもあなたは知らない。綴られた仮面は薄氷(はくひょう)。
透かし見えるは、まことの心。そこに私の影はなく。
ああ、あなたの影さえ見えず。虚ろを乞うるは道化だけ。

ラルフ「結局、なにが言いたいの?」

ヴェッティ「十字星教ゴルナ法王のひとり娘だ。それ位の教養は身につけさせているだろう。」

いやいやいやいや、ヴェティ。このポエムはあんまり教養と関係ないと思うぞ。

ラルフ「ヴェッティ様ひどい!ほんとにこんな女と結婚するつもり?」

とヤキモチを焼くラルフに、ヴェッティは「…ふ。」と笑ってラルフの腕を引っ張り、

ラルフ 「あ…

画面ではスローモーションでこんなシーンが流れます。こんなものをキャプってGIFアニメにまでしている筆者(男)は、ふと自分の人生に疑問を感じる瞬間がないでもありません。

ラルフ「…ヴェッティ様…。」

ヴェッティ「わたしのことを、道化呼ばわりとは…このゲーム、すこしは楽しめそうだとは思わないかい?」

ラルフ「約束して…結婚しても、ヴェッティ様の心の中にいるのは、ぼくだけだって。」

返事がないためラルフきゅんは「…ヴェッティ様?」と顔を上げます。

ヴェッティは右眼を押さえて苦しみます。ただごとではありません。

ちょっとホラーが入った緊張の走るシーンですが、第4話をきちんと見ている視聴者としては「今ごろウイスキーがしみたのか?」と思わないわけには行きません。

思わず人を呼びに行こうとするラルフの腕をヴェッティはつかみ、「…行くな。」と制止します。

いや医者に診て貰うべきじゃないのか、ヴェッティ。

ラルフ「どこにも行きません。ヴェッティ様の苦しみを、ぼくにも分けてください…!」

いや医者に診せさせるべきだと思うぞ、ラルフ。

しばらく苦痛に呻くヴェッティと、それを押さえるラルフの緊張のシーンが続きますが、当然のことながら2ちゃんねるではフェラチオ疑惑のネタになりましたこのシーン。

でもなんか収まったみたいで、そのまま膝枕をして貰うヴェッティです。

拉致

カーズ様ご一行の前に現れるミシェルは、いきなり剣を抜いて「兄上」を試します。

しかし「兄上」は微動だにしません。「兄上ならば、受け身を取らぬ筈はない…!」と失望するミシェルです。

動かない方が肝が座っていると思うけど。っていうかそれ以前に「受け身」って柔道の技だよミシェル。

兄試しが不発に終わったミシェルは剣を収め「無礼なことをした。許してくれ。」と踵を返しますが、いつの間にかカーズと人形たちに囲まれています。カーズ以外の全員は、どこに隠していたか分からない仮面をつける分かりやすい演出です。

兄上「そちらから来てくれるとはね…」。

兄上も一瞬にして仮面をつけています。振り返り様に「兄上」に斬りかかるミシェルでしたが…。

あっさり当て身をくらって気絶させられるミシェルです。やはりミシェルの剣は通用しません。兄上が本物とか偽物とかいう以前に、ただのヘタレのような気がしてきましたミシェル。

緊張の走るシーンですが、ちょっと作画のヤバさがギャグマンガ危険域に達しているシーンでもあります。

ミシェルを拉致して去ろうとするカーズ一行の前に、本田くんが立ちふさがります。

本田くんは、左手のヘルメットをくるくるもてあそびます。

しかし一瞬にして次のシーンでは負けています。いくらギャグ担当とはいえ、あんまりです。

しかし状況的に殺しても別に構わないような本田くんを、なぜ殺さずにしかも縛る手間までかけたのでしょうかカーズ。

きっとカーズの半分は、やさしさでできているのでしょう。

メイドと執事の2人を振り切るために爆弾を投げたりしているカーズですが、その喧噪で、他の一行やクレオもようやく異常事態に気がついたようです。

後半につづく。

拉致2

クレオ「…意外と、早かったな。」

なぜか無意味にゆっくり艦内の惨状を見て回っていますクレオ。

そしてクレオは縛られた本田くんの所にたどりつきます。

「…ったく、この役立たずが。」とか言いつつクレオがヘルメットをかぶせると、一瞬にして元気になり縄も引きちぎってしまう本田くんです。さすがギャグ担当。役立たずですが。

略奪を終えて戻ってきた一行と、カーズらが出くわします。

ジャイアンは目ざとく、兄上がかついでいるミシェルに気がつきます。

アイパッチは「何だてめぇら!」と、かついでいた木箱をカーズらに投げます。

カーズらの中央に落ちるなり爆発する木箱ですが、どうやら中身は煙玉か閃光弾であったようです。

火薬ならカーズはともかくミシェルも死んでしまう所です。

しかし木箱の爆発にひるんだのはアイパッチらの方で、カーズら人形部隊はそのまま横を走って階段を上って逃げます。

他のシーンではせいぜい20人くらいに見えたのですが、このシーンではどう見ても50人以上はいるのに驚かされます。

同じ服を着た人が繰り返しぐるぐる回っているので、もしかしたらいったん外に出た人がまた裏を回って戻って来ているのかもしれません。共産主義国の宣伝ビデオでおなじみ、兵隊増殖の術ですね。

そしてカーズらを出口で待ちかまえるクレオです。まあ、海賊船の艦長なら艦内秘密の抜け道くらい知っていても不思議はありません。このへんが妙に余裕をぶっこいていた理由なのでしょう。

クレオ「なるほどな。お前らヴェッティの手のもんか。」

人形部隊は、おのおの隠し持っていた伸縮自在剣を抜きます。柄の部分から隠し刃が飛び出る仕掛けなのですが、どう見ても柄の部分よりも刃の部分の方が長いという摩訶不思議な剣です。画面からはあまりそうは見えませんが、もしかして刃の部分が2段階に伸びているのかもしれません。

クレオ「そう慌てなさんなって…俺はよ、売られた喧嘩は、買う主義よ。」

ここからしばらくチャンバラが続きますが、どうでもいいので割愛します。

執事「ミシェル様をお助けに参る!」
シルハ「道をあけてください!」
ジャイアン「遅ぇんだよ!おたくの大将なら、とっくに連れてかれちまったぜ。」

格好から何から何まで、これ以上ツッコミを加える必要がない位に間抜けなシーンです。

人形全員をチャンバラで倒したクレオですが、肝心のカーズと兄上withミシェルには先に行かれます。駄目じゃんクレオ。

カーズが船を離脱させたのを見て、「野郎…」とつぶやいて出口に駆けつけますクレオ。なお今更言うまでもありませんが、この出口の外は紫色の宇宙空間です。

クレオ「てめぇの部下、見捨てんのかー!」

クレオは離脱していく船を怒鳴りつけます。もちろん外には空気があるので、向こうには聞こえているのでしょう。その返礼としてカーズが貨物船に仕掛けた自爆装置を爆発させたため、慌てて艦内に戻るクレオです。

それにしても、カーズが敵であるクレオを助ける義理はまったくないので、普通は艦に損傷を与えるに足る高性能爆弾でも持ち込んでいそうなものですが、そのようなことはまったくやっていませんカーズ。

やはりカーズの半分は、やさしさでできているのでしょう。あんな目付きだけど。

しかし結局クレオは一体なにを余裕こいていたのでしょう。サブタイトルの「道化」って、クレオのことなのでしょうか。

人形の価値

自分の戦艦に戻ったカーズは、がらんとした艦内を見てつぶやきます。

「残ったのはこれだけか…」

大半を見捨てたのは、あんただよカーズ。

カーズ「まあいい、人形はまた作れる。」

ただの強がりかもしれませんが、いかに奴隷制人権意識の薄いこの宇宙とはいえ、本人らを前に「人形」と呼ぶあたりからして、これは何らかの洗脳技術があると考えるのが自然でしょう。
あるいはカーズは十字星教とつながっている調達部隊の人間で、十字星教のサティアンにはヘッドギアやLSDがあるのかもしれません。

兄ぎみの消息

倉庫らしき所にミシェルを縛ったまま放置する兄上でしたが、なぜかミシェルの剣をわざわざそばに置いたうえ、その部屋の戸口で背を向けたまま無言で立ち止まって静止します。

電池が切れたみたいな感じです。

ミシェルを奪回せんと、カーズ艦を追うクレオ艦です。

クレオ「…説明して貰おうか。」

執事「ミシェル様には、兄ぎみがいらっしゃいました。お2人きりのきょうだいで、とても仲が良く、ミシェル様は兄ぎみのことを大変慕っておいででした。」

執事「ところが、ヴェッティ軍とのいくさで、兄ぎみは行方不明となってしまい、もう亡くなったものと、みな諦めていたのです。」

執事「もし…もしもあのお方が生きていていらっしゃるのだとしたら、ミシェル様にとってはたった1人のご家族。
どんなにお会いしたかったことか…。」

執事がのんびり説明する間、ミシェルは靴の隠しナイフで縄を切り、もぞもぞと縛めを解きます。

兄上は相変わらず微動だにしません。ミシェルが縄抜けをするのを待っているようです。

背中の傷

ようやく縛めを解いたミシェルは、置いてあった剣を取り、兄上の背中に突きつけます。

ミシェル「兄上!…なぜです。なぜこのようなことを。名乗れないわけでもあるのですか?」

振り返った兄上は、ミシェルに斬りつけてきたため、再度チャンバラになります。

その太刀筋を味わいながら「やはり兄上だ…!兄上に、間違いない!」とつぶやくミシェルです。

ご丁寧に幼少の頃のフェンシングの回想シーンまで重なります。

そして幼少の頃とまったく同じパターンで負けますミシェル。成長がありません。

勝った兄上は、ミシェルの太股を切りつけます。

うずくまるミシェルに、兄上は再度背を向けます。そんな兄上にミシェルは、

「背中を見せろ!兄上なら背中に傷がある筈!」

「兄上でないというなら、その背中を見せてみろ!」

…え? これはこれまでの色々な謎を埋め得る、ちょっと聞き逃せないセリフです。

おさらい:

第4話のヴェッティの語りにより、ヴェッティとミシェルの過去の因縁として、次のものがあることが明らかになっています。

負け続けのミシェルたんのへたれ剣術振りから、この因縁はかなり無理があったのですが、ここで仮に、過去にヴェッティとこの因縁を結んだのが、ミシェルたんではなく剣術の達人の兄上であったと考えると、これらの謎は実に矛盾なく符号してしまうのですね。


そして当然、剣術の達人である兄上は人民軍のリーダーだったのでしょう。

そしてミシェルたんは、兄上が消息不明になると、人民軍をまとめあげるために兄の名を名乗って現在に至っているのだと考えられます。ちなみに日本語だと「ミシェル」ですが、これは実の所、Michelle(通常女性名)かMichel(通常男性名)のどっちだ、というのもあったりもするのですが。

もちろんこの説の何より素晴らしい所は、もう半ば諦めかけていたミシェルたん女性説が見事に息を吹き返すことであったりします。兄を偽っているなら、面と向かって男扱いされても否定できないでしょうから。


ついでにこれはヴェッティが、第4話で執着していた筈のミシェルたんを間近で見ても気がつかなかったことへの説明にもなります。明らかにヴェッティにとっては「自分を征服した男」であることだけが重要で、顔などどうでも良いのでしょう。実際、仮面のレイチェルに冷たくされればされるほど燃えていることも明らかだったりします。ガチホモの上マゾですヴェッティ。

ただこれって実のところ、あれほどヴェッティが必死になって探していたミシェルが、実はカーズの配下にひょっこり混じっていたという実に間抜けなオチになってしまうわけではあるのですが。

まあ、現実にも平社員の顔など社長が覚えていないのもよくある話であり、これは不思議でもなんでもありません。青い鳥はすぐ近くにいたのですねヴェッティ。


迎撃

クレオの動きはカーズに察知されました。

部下「追撃してきます。」
カーズ「沈めろ。…報告通りだな。あの程度では傷もつかんというわけか。全砲門開け。目標、ガラスの戦艦。撃て。」

砲撃が雨あられと降ります。いつものように板野サーカスでよけていたように見えますが、それでも爆煙でクレオ艦は見えなくなります。

ミシェル「クレオっ!」

いつの間にか艦橋に移動させられていたミシェルも叫びます。

カーズ「残念だったなあ。」
ミシェル「なぜ撃った。彼らは無関係な筈だ。」

いやすでに目一杯敵味方だと思うのですが。何隻クレオが帝国の戦艦を沈めたと思っているのですかミシェル。呑気すぎですミシェル。

カーズ「もう遅い。我が艦の直撃を食らっては、さすがのガラスの戦艦もひとたまりもあるまい。」
ミシェル「…くっ。」
カーズ「感謝するよ、ミシェル・ヴォルバン。君のおかげで晴れて私も、伯爵だ。はっはははははは…ん?」

美少女軍団による全身マッサージの地位も見えてきたカーズは、ミシェルの太股の刀傷に気がつきます。

カーズ「その男はヴェッティ閣下への大事な貢ぎ物だ。なぜ傷ものにした?」

兄上を叱責するカーズですが、先に述べたように本当はヴェッティ様が求めているのは、いま叱っている目の前のそいつだと思います。巨大組織とはえてして情報の伝達が不十分になるものなのです。

カーズ「…まあいい。生け捕りにとのご命令だ。生きてさえいればそれで構わん。」
ミシェル「くっ…」

ミシェルのあごを「くいっ」と持ち上げて辱めるカーズです。何をしてもOKというわけで、カーズによるミシェル陵辱漫画(18禁)がこの夏コミケで発売されることが期待されます。

そんな風にカーズがミシェルにじゃれている最中にがこんと艦が揺れます。

カーズ「なんだ今のは!」
部下「我が艦に、王家の紋章が打ち込まれました。」(無表情に淡々と)
カーズ「なにっ!?」

なんで「王家の紋章」だって分かるんだ部下。外から見たのか?今回、せっかく必殺技「心臓抜き」のシーンをクレオ艦の側からは一切見せないという演出上かなり面白いことをやってるのに…分かりやすくするにも程があります。このへんが、やっぱりいつものガラ艦クオリティ。

それはそれとして、その一瞬後には、当然こうなります。艦橋をぶち抜いて入ってくるクレオ艦。運が悪ければ肝心のミシェルがクレオ艦に潰されてあぼーんしても不思議ではない大胆なクレオの行動です。

心臓抜かれ

クレオ突撃で割れた窓の大穴から、人形たちが次々と外に飛び出していきます。

嘘だ。あり得ない。今更、このアニメで宇宙空間がまるで真空であるかごときの描写をするなんて。

筆者の頭はほとんどパニックですが…えーと、あ、そうそう、これはきっと、第1話の巨大竜巻がきっとここに来ているのです。あるいは第2話ラストで見せたクレオ風が吹いていることにしてもいいです(やけくそ)。

それはそれとして、カーズも飛びます。

ミシェルも飛びます。

危うし、ぼくらのミシェル! しかしそこへ、

がしっ!

ミシェル「クレオ!」
クレオ「言ったろ。一度ポケットに入れたからにゃ、必ず守ってやる!」

決めゼリフキターっ!
期待通りのタイミングで期待通りのハッタリセリフを喋ってくれるクレオ様に、もうめろめろです。
これがないガラスの艦隊なんて、印籠が出ない水戸黄門みたいなものですね。

どういう位置関係かよく分からないカットですが、まあクレオ様は瞬間移動の術も使えますし。

ミシェル乱心

肩を貸しつつ戻ろうとする(なぜ歩けるのかは不明)2人の前に、ミシェルの剣を握る兄上が立ちはだかります。

兄上「…作戦失敗のときは、殺せと命じられた。」
クレオ「親分はもういねぇ。そんな命令、意味ねぇだろ。」
兄上「…作戦失敗のときは、殺せと命じられた。」
ミシェル「あにうえ!」
クレオ「…ちっ、駄目だなこりゃ。」

壊れたテープレコーダー状態がやはり「洗脳」を伺わせる兄上です。ここで「きちがい」というセリフが入らないあたりが、いかに30年前のアニメに見えても「ガラスの艦隊」は21世紀のアニメです。

そしてクレオは兄上と剣を交えます。

そしてチャンバラの末、ミシェルの剣を跳ばしてクレオは兄上を負かします。やっぱりミシェルがヘタレなだけクレオは強い!

クレオは兄上の喉元に剣を突きつけ「さっさとお祈りを済ませな。」と言います。

そこへこの期に及んで「…やめろ、やめてくれ!」と割って入り、兄上を助けようとするへたれミシェルです。

なにやってんだ、おめぇ!」と激怒するクレオですが、これは100%クレオが正しい。ていうかミシェル、あんた人民軍を率いるとか息巻くのもいいけど、大の虫を生かすために小の虫を殺せないようでは、政治家だけは絶対無理だよ。

そこへ体勢を直した兄上が、今度は自分の剣を抜いてミシェルとクレオに斬りかかります。

ミシェルは自分の甘さを後悔することになるのでしょうか。危うし、ミシェル。

究極の選択

そこへいきなり、床下が爆発して3人は飛ばされます。

なんだか戦艦の床なのに土くれみたいに見える床です。

ミシェルはうまい具合にクレオ艦の入り口を掴みますが、他の2人は…。

[重要]
このあとしばらく、画面はスローモーションになり、かつサイレントになり一切のセリフが聞こえない演出になります。

…!

心の準備も何もなく、ミシェルはいきなり2人の男のどちらかを選ばされることになりました。

ほんの5秒前には視聴者の誰1人予想し得なかったであろう超絶展開です。

「お…俺を選んでくれるよな?な?な?」とでも言いたげな、捨てられた子犬のようなクレオの瞳に視聴者は胸キュンです。

あるいはこの瞬間、クレオはミシェルを怒鳴ったり、粗略に扱ったことを後悔していたかもしれません。

カットは割愛しますが、当然、兄上もミシェルを見つめています。

そして迷いに迷った末、ミシェルが選んだのは…。

がしっ!

クレオでした。まあ当然ではあるのですが。第3話とか、さっきとかも恩を売ってたし。

そして兄上も、ミシェルに何ごとかを語りかけて飛びます。

今週の教訓:情けは人のためならず

つづく…

クレオ「兄貴…だったのか?」
ミシェル「ちがう…兄などではない…。」
クレオ「そうか…。」

クレオはミシェルをしばらく1人にしておいた後、艦を出します。

一方、そのまま宇宙をぷかぷか漂っています兄上。動きませんが、なんだか気持ち良さそうに眠っているようにも見えます。

なぜかいつの間にか上半身が裸になっていますが、どうもこの世界では男性の服はいつでも破れるようにできているようです。

背中に×印の傷があります。やはり本物の兄上だったのでしょうか。

そのままXBOXのロゴ十字星の方に流されていく兄上です。

どうやら風はあちらに吹いているようです。あの謎の十字星は、外の通常宇宙への排出口という説があるのですが、それを裏付けているかもしれないカットです。

明らかにあちらは十字星教の本拠地がある帝国の中心部である以上、これは兄上の回収→再開という展開が普通にあると思われます。

だってこの宇宙は真空ではなく兄上はぷかぷか漂流しているだけなんだから別に死んでないでしょコレ(笑)。最悪でもアムロのオヤジばりに酸素欠乏症で出てくる展開もありです。

果たして兄上の生死は?そしてミシェルの性別は?と謎が謎を呼びつつ次回に続きます。

おまけ

実は今回の作画、作画がちょっとアレな所が割と散見されるのですが、実は原動画はもとより作画監督もオール韓国スタッフだったことがエンディングから判明します。といっても筆者は別にここで嫌韓流なことを言う気は毛頭なく、実際、韓国スタッフでもラルフきゅんを中心に多くの萌え絵が描けていることもまた明らかだったりしますので、是非引き続き韓国の方々には御研鑽を願いたい所…ていうか韓国の方がいないと成り立たないし。

まー「GUN道MUSASHIを見てしまえば大抵の作画の荒れは許せる」とも思えるのですが、正直「GUN道MUSASHI」と比較してしまうこと自体が最大級の侮辱のように思えるので、比較しません。

ちなみに筆者はジャケットに惹かれてさっそくED曲「ナミダドロップ」のCDを買ったりもしたのですが、この歌詞、よく聞くと「世界が嘘でデタラメで出来てたとしても、たぶん気にしないよ」とか言ってるんですね。作詞家はどこまでこのアニメの内容を知った上で歌詞を作ったのでしょうか。

そして次回予告。幼女ミシェルたんのロリカットキターっ! 何か公式サイトにはミシェルのシャワーシーンもあるようで、いよいよ次回こそは、ミシェルの性別に決着がつけられるのかもしれません。


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