#04 疵痕のごとく…

2006.4.26作成
2006.5.19修正

バンク

というわけでそのまま先週のラストシーンの繰り返しから。ちょっと手抜きっぽいですが、それでも先週の「ドォーン!」とかいうSEはなかったり。

ちなみに第3話を見てから「あ〜、こりゃミシェルを求める皇帝と『俺は一度ポケットに入れたものは守るぜ』とか何とか言いつつそれを守るクレオとの決闘やね〜」と予想して第3話のところで

次号、ミシェルを巡って2人のイケメンが決闘です! もう目が離せません。

とか書いた筆者なのですが、実際の展開は次のようにぜんぜん違いました。深くお詫び申しあげます。

「ガラスの艦隊」はやはり筆者などの予想の遙か右斜め上を行っていると言わざるを得ません。

剣を交わす2人

眼(ガン)をつけあった次の瞬間、クレオとヴェッティはお互いにいきなりものも言わずに腰の剣を抜いて斬りかかります。

その2人の間に居たため、はねとばされて丸テーブルをひっくり返してこけるミシェル(注:本作のヒロインです)。

巻き添えにならないよう、ぞろぞろと店を出ていく他の客たち。当然、飲み代は踏み倒しです。店主カワイソス。

クレオ「…なぜ、抜いた?」

ヴェッティ「それは君の剣に聞いてみたまえ。」

クレオ「俺の…?」

水戸黄門

ラルフ「さがれ下郎っ!このお方はわけあって身分を隠しておられるが、貴様たち下郎が気易く言葉を交わせるお方ではないっ! …閣下も、おやめ下さい。」

「閣下」じゃなくて「陛下」じゃないのかなぁ。まぁ身分を隠すつもりだったのかもしれないけど。

(画面外からミシェル)「ヴェッティ・スフォルツァ!」

名前を言い当てられたことに驚き、それから相手がミシェルであることに気がついて喜ぶヴェッティです。
って艦隊を差し向けてまでミシェルに執着していた癖に、先ほどあれほど間近で見て気がつかなかったのかよヴェッティ。ヴェッティめくら近眼説を提唱。

ヴェッティ「なんという運命の導き。嬉しいよミシェル。背中の傷がうずくたびに、夜ごと私を思い出してくれていたんだね…。」

ミシェル「黙れ!」

クレオ「ふっふっふっふっふっふっ…そうかい、お前がヴェッティってのかい…。お前、銀河で一番強いんだってな。」

ヴェッティ「賞金稼ぎか…有名人も、楽ではないね。」

クレオ「安心しな、それも今日までだ。」

2人の愛の会話を遮るラルフと「父の仇!」と剣を抜くミシェルですが、それぞれヴェッティとクレオに制止されます。

クレオ「手を出したら、殺す!」

ポエム勝負

イケメン同士の決闘は、どっちがより痺れるセリフを言うかの連歌戦の様相を呈してきました。

ヴェッティ「童(わらべ)は言った…お前を折るよ、野に咲く小薔薇…」

クレオ「小薔薇じゃねぇ…俺は疾風(かぜ)だ…疾風のクレオだ。」

ヴェッティ「その名前、覚えておこう。ただし、きみの命が尽きるまで。」

クレオ「風が笑ってるぜ…。」

クレオのボキャブラリーの貧困さが、ちょっと心配です。やはり皇帝にはかなわないのでしょうか。

そしてさらに切り結ぶ2人ですが、それを見て感極まったラルフは…

ラルフ「ヴェッティ様がこんなにむきになるなんて…。嫌だ。ヴェッティ様、僕を見て!

全国の視聴者がずっこける音が聞こえたかのようです。この脱力勝負、ラルフの勝ち。

そしてラルフは酒場を出て、どこかに馬を走らせます。

酒場の外へ

ミシェル「あのクレオが…押されている…」

ちょこまか逃げるクレオを追って、破壊の限りを尽くす皇帝ヴェッティ。

店主「やめろーっ!やめてくれーっ! 店が、滅茶苦茶になっちまう!」

全くです。こういう所では普通、皇帝が店主に十二分な金貨や宝石の袋を「ぽん」と渡して度量と財力を示すシーンのひとつもありそうなものですが、そういう描写は一切ありません。ひたすら店主カワイソス。

カウンターにかけ登ったクレオは(ひどい)、ウイスキー(推定)のグラスをヴェッティに向かって蹴りつけます。

そのグラスを両断したヴェッティの右眼に飛沫が飛びますが、それで苦しむとかいう描写はありません。

どうやら皇帝の右眼は義眼であるようです。単純に左右の瞳の色が違うひとかと思ったのですが、なぜわざわざ違う色の義眼を作ったのかは謎です。意味のある設定かどうかは知りません。

クレオ「こんなに太刀の速ぇ野郎は、エッカルド以来だぜ…。」知らない名前が出てきますが、もちろん伏線でしょう。

ヴェッティ「こいつの剣には『型』がない…。」

クレオ「どうだい?2番になった気分は?」。根拠もなく怪傑ズバットを気取りますクレオ。

ヴェッティ「なるほど、蠅叩きなら君の右に出るものはいないだろう…。」

そしてつばぜりあいの末、どたどたどたどたと店外デートに出る2人です。ミシェルも後を追います。

双眼鏡

「クレオの奴、またやってやがる。」そんな2人を、遠くから双眼鏡で見るアイメル(ボンテージ娘)です。

ノビィ「見せてよ〜」

アイメル「駄目。いまいいところなんだから。」

ノビィ「だって、それ僕のだよ。」

アイメル「ノビィのものは、あたいのもの。これ常識。」

ノビィ「そんなぁ〜」

ひねりもなくのび太とジャイアンの関係です。

そして「ぽく」とアイメルが叩くと、ノビィのメガネが床に落ちます。「あ、メガネメガネ。」と床にはいつくばって探すノビィ。

昭和のアニメかお前は。

ヴェッティ様の初めてのお相手は、ミシェル?

激しい斬り合いに、二人とも息が上がります。そして襟のボタンを外すヴェッティ。

ヴェッティ「2人目だよ…私にボタンを外させたのは…」。

クレオ「格好つけやがって…次は素っ裸にひんむいてやるぜ。」

しかしさらなる斬り合いの末、クレオの服が破れます。

ヴェッティ「どうやら丸裸にされるのは、君のようだね。」

まさに脱衣合戦です。

そしてヴェッティは視線を右にちら、と投げたうえでクレオに語りかけます。視線の先にはミシェルがいます。

ヴェッティ「君も、同様、我が刻印を受け給え…」

ミシェル「くっ…」

ミシェルがすでに背中にヴェッティの刻印(刀傷)を受けているのは先に出てきた通りなわけですが、ここ、なんど再生して聞き直してもヴェッティはミシェルのことを「彼」って言ってます。

もしかしたらミシェルが女性だということ自体が、公式サイトの壮大なブラフだったのかもしれません。

そういえば実際、誰からも女性扱いされたことがありませんミシェル。

ホモ、キター!

ヴェッティ「待っておいでミシェル…後でゆっくり君を味わわせて貰うよ」

ヴェッティはミシェルが男でも構わないようです。ていうより、男だからこそ狙っているようにしか見えません。ちょっと腐女子にサービスし過ぎでは(ぷー)。

ミシェル「ヴェッティ…お前は、クレオには勝てない。クレオの剣は、わたしより上だ。」

ヴェッティ「きみの剣を? この男に征服されたというのかっ!?」

にやり。

この微妙に噛み合っていない会話も「ガラスの艦隊」の大きな魅力です。

TOKIMEKI

ヴェッティ「ならば尚更、生かしておくわけにはいかないねぇ…」

クレオ「よそ見、してんじゃねぇーっ!」

再び激しい斬り合いになりますが、命をかけたやりとりの中、ヴェッティはこんなことを考えています。

「許さない…わたしだけの筈だったんだ…かつて、唯一、私を追いつめた、ミシェルの剣を征服するのは…」

「…」

「しかし…しかし何だ、この胸の高鳴りは…」

ヴェッティ様、それはたぶんクレオへの恋心です。

そして邪念で剣が鈍ったのか、今度はクレオの剣がヴェッティの自慢のおさげ(左)をカットします。得意げなクレオはヴェッティに、「お前も入れてやろうか…俺の、ポケットに。」などと言い放ちます。

このままヴェッティはクレオに征服されてしまうのでしょうか。ちなみにこのセリフ、2ちゃんガラ艦スレではすでに「お前も挿れてやろうか」という風に変換されたうえでクレオ名言集のテンプレに入っています。

ハッタリ君

クレオは、やおら剣を収めて「見えたか?お前に勝負は見えたか。」とやらかします。

先週ミシェルにやったのとまったく同じ手です。

ヴェッティも剣を収めて「見えたよ。勝敗は決した。そう言いたかったんだね。」と返します。

どうも、クレオのハッタリはあんまり効いている感じはありません。

そしてしばし見つめ合う2人。

クレオ「次の一撃で決めねぇと、やられる。」

ヴェッティ「これが最後の一太刀だ。さもなくば…。」

ミシェル「決まる…次の一撃で…」

そして2人が走り出した所でAパート終了です。この後、勝負は予想もつかなかった展開に! 答えはCMの後!

聖闘士星矢

そしてヴェッティとクレオの小宇宙(コスモ)が正面から激突します。その結果、画面は閃光に包まれ…

クレオ「…お前は…」

ヴェッティ「…誰だ…」

2人の衣服がはじけ飛びます。

笑い死にするかと思いました。私たちは紛れもなく、伝説のアニメ誕生の瞬間に立ち会っているのだと思います。

地上波ですので残念ながら上半身だけですが、精悍な裸体をさらしつつイケメン2人は倒れます。いったいこの瞬間、2人に何が起こったのでしょうか。それは誰にも分からないのかもしれません。少なくとも画面を凝視している筆者には分かりませんでした。

ヴェッティ「なんだ…今のは…」

そこに到着したラルフと親衛隊一同。

なんか色々と複雑なヴェッティの裸体です。濡れ場を描こうと考えているやおい漫画家の方はチェックしておきましょう。

同じくクレオの裸体。心臓の位置にあるのは胸毛ではなくて、これも刀疵のようです。

ラルフの砲撃

ミシェルはクレオに肩を貸して、逃げます。

そこを嫉妬に狂ったラルフが、ホバリングをする戦艦の砲で2人を狙い撃ちします。

どう見ても2人はよろよろと逃げているだけなのですが、それでも当たりません。ちゃんと狙おうよラルフ。

普通、この手の砲弾は直撃しなくても近くに落ちれば十分な殺傷力を持つのですが、そこは考えないでおきましょう。ああそうか、別に砲弾に炸薬が入っているとは限りませんね。きっと鉄の塊を打ち出しているだけなのでしょう、この大砲は。

しかし町は滅茶苦茶です。

シルア「たっ…大変、ミシェル様が!」

ジャン「なんということを…」

窓の下を、クレオの部下たちが駆けていきます。クレオを助けに行くのでしょう。自分たちもこうしてはいられません。

ジャン「シルア。急ぐんだ!」

シルア「はい!」

そしておもむろにテーブルを片付け始める2人。いや、急いでるなら、そんなの放っておくべきなのでは…。

第一ここ、他人の店じゃん…ああ、そうか。これはクレオ艦から持ち出してきた「ミシェル様御用達の食器セット」なんですね。それが貴族のたしなみというものなのでしょう。

疫病神

愛するヴェッティ様を酷い目に遭わせたクレオに、ラルフの怒りが爆発します。ラルフは砲を撃ちまくります。

ラルフ「よくも、よくもーっ!」

しかし相変わらずクレオには当たらず、ひたすら周囲の建物を破壊しまくっています。

でもいいんです。ここは神から捨てられた不浄の惑星なんですから、彼らには人権も補償も必要ないんです。

ラルフもそれを気にしている様子はありません。傍目には「TVゲームをやっていてキレる子供」にも見えます。

まちはだいこんらんです。そして廃墟の中を2人はなお、よろよろと歩き続けます。

酒場の店主「くっ、来るなーっ! 疫病神ーっ!」

全くです。

しかし店主の祈りも通じず、ついに砲弾が酒場を直撃します。店主カワイソス。どう見ても今回、一番の貧乏クジを引きまくっている人です。

「うわーっ」。蜘蛛の子を散らすように逃げる店主と群衆。このアニメがギャグアニメであることがよく分かる作画と演出です。

庶民のささやかな幸せは、このように一瞬のうちに戦禍で破壊されてしまうものなのです。これが人民を苦しめる帝国の圧政というものなのでしょうか。やはり、我らがミシェルが帝国打倒のために立ち上がらねばならないようです(本作のテーマ)。

いっこうに生気を取り戻さないクレオに、ミシェルも痺れを切らします。

ミシェル「こんな所で、お前を死なすわけにはいかない! しっかりしろ、お前の風は、この程度で止んでしまうのか!」

と言いつつクレオをグーでパンチするミシェル。

ヴェッティと愛を交わしてすべての精を吸い取られていたらしく、一瞬のうちに目に隈までできていたクレオでしたが、どうやら王子様のキスミシェルのパンチで目を覚ましたようです。

決死のダイブ

2人は崖っぷちに追い詰められます。

クレオ「跳ぶぞ!」

ミシェル「何っ?」

ラルフ「死んじゃえーっ!」

2人は崖からダイブします。がっちり握りしめた手が、互いの愛の深さを感じさせるシーンです。2人の立ち位置の左右が入れ替わっているような気がしますが、気にしないでおきましょう。

どう見てもただの自殺行為ですが、そこに打ち合わせも何もないのにクレオ艦が猛スピードでそこを通過しつつ、一瞬にして2人をキャッチ!

ジャイアンの操艦技術が光りますが、普通はこのスピードの艦の上に落ちればその時点で死にます。どのようにキャッチしたのかよく分からなかったのですが、船首にふかふかマットでも敷いてあったのかなあ。

いずれにせよ宮崎アニメやハリウッド映画を思わせる素敵なシーンです。一瞬「ガラスの艦隊、ハリウッド映画化」の文字が頭をよぎりますが、実写映画でこの面白さが出せるとは思えないので、別に実写映画化しなくてもいいです。

ラルフ「あれは…ガラスの戦艦!」

今週のキーワード「あおり返し」

戦艦同士の激しいドッグファイトが始まりますが、後ろを取られたクレオ側が露骨に不利です。クレオに策はあるのでしょうか。戦場は峡谷から湖へと移動します。

ミシェル「氷の湖か…」 クレオ「降りるぞ…」 湖に降りて、いったいどうしようというのでしょうか。

それはともかくクレオに上着を貸したミシェルですが、胸がまったくありません。やっぱり男性であったようです。

のび太「みんな、衝撃に備えて!」 第1話のミシェルより立派ですのび太。

慣性をつけたまま湖の氷を割って勢いよく着艦するクレオ艦。ヤマト入ってます。

クレオ「あおり返しっ!」。

「ぐるり」と一瞬にしてドリフトして180度回頭をするクレオ艦。これが必殺技「あおり返し」だっ!

しかし氷上に着艦したうえで、どのような原理で180度回頭ができたのかは画面を見てもよく分かりません。タイヤがあったようにも、横向きのバーニアがあったようにも見えませんが…。

おそらくは船体下部の第三艦橋を氷に突き刺したうえで、回転座椅子の原理で船体を回転させたのではないでしょうか。

え? この艦には回転する第三艦橋なんか見あたらないって? 嫌だなあ、そんなの変形したに決まっているじゃないですか。
完全変形クレオ艦のおもちゃ発売が待たれる所です。

あり得ない目の前の光景を見て驚く2人。ラルフ「嘘だっ!」

ですよねぇ…でもこれ「ガラスの艦隊」ですから。

クレオ「斉射!」 正面を向いたクレオ艦は、主砲をたっぷりヴェッティ艦に食らわせます。お見事! 形成逆転です。

でもこれだけ苦労して回頭しても、相手は再び後ろに飛びずさってしまいました。

でもいいんです。相手の意表をついて精神的優位に立つことこそがクレオの戦い方なのです、たぶん。

必殺技「心臓抜き」

なおヴェッティも後に引かず、双方の艦が正面を向き合います。そしてクレオは必殺技「心臓抜き」を宣言します。待ってました!

例によってソレイユを確認したうえで皇帝の戦艦に王家の紋章を刻印します。これだけでも不敬罪で全員、死刑確定です。

しかし物語の序盤でラスボスに対して使われる必殺技など決して通用しないという法則は、脱・常識アニメ「ガラスの艦隊」でもやはり健在でした。

「突っ込んできますよ。マコネのときと同じだ!」と焦るラルフですが、ヴェッティは冷静に指示を出し、クレオ艦にアンカーを打ち込みます。

そしてアンカーの衝撃であっさり切っ先をそらされてしまうクレオ艦。上下も反転します。

やはりあの刻印は「すべらないためのもの」という第2話での筆者の推理が裏付けられたように思えます。

実際には猛スピードで至近距離をすれ違う2隻の戦艦なのですが…。

画面ではスローモーションで見つめ合う2人の姿がお互いの視点で延々と映し出されます。

この感動を何と言葉にしたら良いのでしょうか。筆者はお腹が痛くてたまりません。

ちなみにここはまだ惑星上ですので、天地がひっくり返っているクレオ艦の艦内はえらいことに…あー、そうそう。重力制御装置、重力制御装置。

ジョン・フォール伯爵の登場

なおも双方、180度回頭をして戦闘を続行しようとしますが、そこへ不意にクレオ艦に対して砲撃の雨が。

アイパッチ「新手かっ?」

のび太「大気圏外からだ…」

それ自体が驚きの技量ですが、それよりもこの惑星の外に大気がないことになっていることの方が驚きです。

砲撃を指示していたのはこの男でした。思わずTVの前で「キター!」と叫んでしまいそうな位に、立ちまくったビジュアルのキャラ造形です。いろいろな所が放送コードぎりぎりです。

「ぐっふふふふふ…閣下ぁ…このジョン・フォールめが、お力添えをば、差し上げましょうぞぉ!」

視聴者の期待を裏切らず、これが第2話で名前だけ出てきた「ジョン・フォール伯爵」でした。「薔薇と野獣」って、ミシェルと伯爵のことじゃなくて、伯爵とお付きの美女軍団のことだったんですね。
久々に男性視聴者への燃料が投下されて、男性である筆者も嬉しい限りです。

苦痛に呻きながらもなおもクレオとの決着をつけたがり、伯爵も追い帰そうとするヴェッティでしたが、見かねたラルフが強引に指示を出して戦場からの離脱を命じてしまいます。

激怒して「ええいっ! 余計なことをっ!」とラルフを殴打しかかるヴェッティでしたが…。

(うるうる涙目)「決闘なんて…いけません。」

(わなわな肩を震わせて)「お命を…大切にしてくださぁいっ…」

(ついに泣き出す)「うわーん」

…というラルフの愛くるし過ぎるウルウル光線の前に、上げた手をおろし、ラルフを抱き寄せます。

基本的にこれを書いている筆者は巨乳好きのれっきとした男性なのですが、なんだかラルフに限ってはちんこがついていても構わないような気がしてきました。これがショタ心というものなのでしょうか。

ヴェッティの退却と多数の艦隊の前に、さすがのクレオも離脱を命じます。

少女鉄仮面伝説

画面は切り替わり、ゴルナ法王がとうとうと御簾の奥の娘に語りかけています。

法王の宮殿は皇帝の宮殿のすぐそばにあります。政略結婚とかいう以前に、すでに癒着しまくっています。

「お前もじきに18…初子(ういご)の儀式を迎えれば、その後には具体的に契りの話を進めなければならぬ… だが、十字星教法王の娘であるお前にふさわしい男など、そうおるものではない…。 ベッティ・スフォルツァ。神聖皇帝を名乗り、この銀河統一を目指す男…。」

「どうだ…? コンラッドからもすでに打診されておる…」

18で結婚すると決まっている癖に政略結婚で娘の自由意志を問う半端にリベラルな法王にもびっくりですが、よもや法王も権力のあるイケメン(※ただしホモですが…)との結婚を愛娘が断るとは思ってもいなかったのでしょう。

しかし娘は「父上…そのお話…お断りいたします。」

え?え?どゆこと?

これが法王の娘・レイチェル。あらかじめ第3話で心の準備ができていた視聴者はここで少女が鉄仮面をかぶっていても驚かないわけですが、運悪く第3話を見損ねてしまった視聴者であれば驚くこと必至です。ガラスの艦隊、まさに1カットたりとも見逃せません。

ちなみに断った理由は、すでに第2話の仮面舞踏会でこの娘はお忍びでヴェッティと逢い引きをしていることから、その結果ヴェッティの×××が××××××であったことを知っているためではないかと推定されます。

ラストポエム

いずこかを飛ぶクレオの艦。

左手をしげしげ見ながら「なぜあの時…いきなり抜いちまったんだ…。」とつぶやくクレオ。

こんなにしみじみとしたシーンなのですが、そのセリフと仕草から、ここでエヴァンゲリオン劇場版(Air)冒頭の、碇シンジくんの衝撃のオナニーシーンと絡めるネタが、すでに2ちゃんでテンプレ化されています。

2ちゃんねらーって、ホント酷いですね(笑)。

クレオとの熱いひとときを想い出すのは、ヴェッティも一緒です。

「あの時…私を突き動かしたのは一体…。」

ヴェッティの膝枕でうたたねしているラルフが、寝ながらヴェッティのポエムの続きをそらんじます。

「童は言った。お前を折るよ、野に咲く小薔薇。」

「小薔薇は言った。わたしは刺します。いつも私を忘れぬように…。」

ここで「わたしは挿します」とか変換するの、禁止!

余韻たっぷりのまま、次回に続きます。

これで続きが気にならない視聴者がいるのでしょうか。筆者は第5話のオンエアが心から待ち遠しくて仕方がありません。


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